2009年12月4日金曜日

群青

長澤まさみ主演の「群青」 ようやく見た。 重い腰を上げたのだ。なぜならまったく評判になっていないから。でも最愛のまさみが見たい!ということで深夜鑑賞を決行。

昨年、東宝のお姫様長澤まさみが20世紀FOXの映画に出る!濃厚なラブシーンも!と話題になったもののあまりこの映画について話題になったことはなかった。
原作読んだまさみファンはビビったんじゃないかな。結果まったく原作とは違った内容になっている。よかったよかった。

反長澤の急先鋒週刊文春とか映画評論家筋に酷評されまくったこの映画 「長澤まさみが病人に見えない」とかくだらないものが多かった。長澤まさみの演技どうこうじゃなく監督の演技プランが問題なのでは? それに見終わったあとに残る何かが特にない。内容の薄い作品になっていることのほうが問題。説明不足。原作もたいしたことないと思ったけど、これはもっと下回った。

なかなか長澤まさみが出てこない展開。子役の演技と台詞にまったく沖縄っぽさ、渡名喜(となき)島らしさが感じられない。これでは南の島なのか奥多摩なのかまったくわからない。方言指導は高度なものは求めていないのだからそこそこやってほしかった。 

長澤の恋人役の男がサンシン弾きながら民謡を歌うのだが、これも民謡特有の歌唱に到っていなかった。ごく普通の歌唱法。
細部がこれだと映画にのめりこめない。じゃあ美しい自然が描かれているかといえばそうでもない。沖縄の太陽とか湿った空気とかが感じられない映像だった。 
そもそも石垣島ふきんの離島でグランドピアノはメンテがたいへんだ。ストーリーも描きたいものがあるのかないのか。 

そして、長澤まさみ鑑賞用にも向いていない。病人の役だしね。沈んだ顔してるからって精神を病んだようには見えない。あまりに健康的でまぶしい二の腕に目が行っちゃう。この映画はもう見ないかなあ。 
佐々木蔵之介はいい演技していた。福士 誠治もいい俳優。ただ、あぐり田中美里が久しぶりに見て複雑な気持ちになった。


でもね 長澤まさみはこの世界でもっとも美しい人だと思う。日本の芸能界で一番好きなひと。これほどまでに美しくてかわいくてスタイルがいい女優さんはいない!鼻の形の美しさは長澤まさみが世界で一番だと信じている。この映画でも横顔の美しさに見とれてしまった。「曲がれ!スプーン」は成功してもらいたい。愛している。

1 件のコメント:

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    この映画の失敗は、長澤まさみの演技に問題があると思う。
    確かに可愛いけど、どちらかと言ったら印象に残らないタイプだと思う。
    だから、お金を1000円以上出して、見たいとは思わないし、その分美味しい物を食べた方が幸せに感じるよ。
    また、10年女優やってこの演技力。
    向いてないと思うが、引退の方向は考えていないのだろうか・・・?

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