2009年9月22日火曜日

霧の摩周湖&摩周岳カムイヌプリ 9月15日

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川湯温泉市街のバスターミナルを8時にでるバスに乗って川湯温泉駅。

しばらく乗り換えバスを待って摩周湖第一展望台行きのバスに乗り込む。ここからは弟子屈町の2daysパスのガイドが一緒に乗り込んで今後の予定を聞き取り調査。

自分のほかに3人乗っていたけどあとの2人は第3展望台で降りていった。 

9時過ぎに第1展望台に着く。1人単独北海道登山は地元民にもあまり歓迎されないようだ。熊よけの鈴とか雨具とか食料とか持っているかどうか確認された。どんより霧の摩周湖
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対岸の山のてっぺんを目指して片道3時間(予定)の旅。
うわー心細い。けっこうブッシュが深い。けものみち。こんな日に登る人は自分のほかにはいないようだ。

なにしろ人生初の北海道単独山歩き。熊が恐いので必要以上に音を出しながら歩く。うーうーうなりながら。
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薄ら寒い風が霧を運んできて吹き飛ばしていく…。何度も云うが心細い。
山のふもとまでのぼんやり登ったり降りたりの道。まあそれほどきつくない。
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こんな道です。天気が良くて友人仲間たちと歩けば楽しい道だと思われる。
道が細くてすれ違うなんてムリな感じ。
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尾根道って大好き。あいかわらず道がぼんやりとしかわからない。前日の雨でヤブをこぐとひざ下が濡れる。
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西別岳分岐を過ぎて山頂まで残り0.3kになってからがきつい。本当にきつい。
ここまでとにかくずんずん休息もとらずに一気に来てしまった。 
誰にも合わないし。熊が恐いし。すごく急な登り。道も悪くなっていく。
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摩周岳山頂に着くと汗びっしょり。
げ!?山頂に既に人がいた。びっくり。60歳ぐらいの夫婦が…。 「こんにちは」

山頂から摩周湖を眺める。最初はどっちが摩周湖かもわからないぐらいに霧。雲の中?
風が吹き飛ばしてくれるのを待って写真を撮る。あっという間にバッテリーがなくなってしまう。
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山頂はなかなか尖っていてスリリングで達成感があってよかった。

パンとかチョコとかアクエリアスとかで食事。すぐに汗が退く。寒い。
自分が着いて5分後ぐらいに老夫婦は降りていった。こちらは30分ほど山の上で1人過ごす。

登り3時間下り2時間半の標準タイムを2時間&1時間40分でスタスタ歩く。休息もとらずに。 
1人登山ってむしろ休息をとる気にならないんだな…。寂しいし。

つづく。

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