2006年9月に発売された当時も やはり自分にはYUIの存在が見えていなかった。(自分がYUIを認識するようになるのは”タイヨウのうた”DVDをTSUTAYAで発見するまで待つことになる)
この1曲も傑作。タイアップなしの口コミだけでヒット。PVでは「タイヨウのうた」のロケ地を巡りながら歌うのでタイヨウのうたが歌詞の解釈に影響を与える。
「風はもう冷たいけれど 懐かしい そらの匂いがしたんだ ホームから海が見える この場所で 君を探してる」
夏が終わり YUIはギターケースを片手に鎌倉高校前のホームに立っています。いなくなってしまった「君」を求めて…
「季節はずれの サーフボードに あの夏はきっと生きてる 太陽はずっと 覚えていたはずさ ねえ 聞こえてる?」 サーフボードという単語を聞いた時点で聴いているだれもが映画を思い出しまう。
「涙はみせないって 君はそう言って 僕たちは ふたり手をふった さよならは言わない だから手をふった 夕焼けに消えた I remember you 」
映画のふたりもお互いに涙をみせたりしなかったなあ。
「錆びたギター抱えるたびに あの歌が胸の奥を掴むけど 今もまだ さえない日々 この場所で僕は過ごしてる」
雨音薫の歌声が聞こえてきて僕の胸をキュンとさせる。
「だけど思うんだ 誰かのために きっと僕らは生きてる 太陽がきっと 教えてくれたんだ ねえ 聞こえてる?」 そうだ!僕らは生きてる! でも 誰のために?
「涙はみせないって 君はそう言って 僕たちは ふたり手をふった さよならは言わない だから手をふった 夕焼けに消えた I remember you 」
「あれからの僕は 相変わらずだけど ほんの少し自身があるんだ Yeah… 」
ここの部分が一番胸が熱くなる。楽曲も感動。
「涙をこらえてる 約束だから 誰よりも強くならなくちゃ さよならは言わない だって目を閉じて すぐに会える I remember you 」
ただ単に分かれてしまった二人という解釈もここまでは可能。しかし、目を閉じれば会える…やはりこれは永遠の別れ…。
悲しんでるだけじゃだめなんだ。強くなって成長して進んでいかなくちゃ。ああ、YUI 君は天才だ。
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