鈴木愛理「推しが上司になりまして」（2023）

2023年テレ東10月期深夜ドラマ「推しが上司になりまして」を今年の9月から10月にかけて配信サービスを使って見た。鈴木愛理を見たくて。

こんなドラマが放送されていたことを知らなかった。今年の秋に続編が作られたので、プロモーションのためのTVer配信。

ヒロインＯＬ中条瞳（鈴木愛理）には桐生斗真（片寄涼太）という2.5次元ミュージカル舞台俳優の推しがいたのだが、ある日突然に引退宣言。

落ち込んで抜け殻。死んだような目をして無表情で仕事に打ち込む。推しを失うということはこれほどまでに気分を下げる。

だが、そんな職場に新任部長としてやってきた高城修一は、どう見たって桐生斗真！パニック！そして挙動不審。

なんとか心の整理。推し活してたことを悟られないように、桐生斗真のことを知らないかのように振舞う。そんな騒動を面白おかしく、鈴木愛理の心の声ナレーションで進行していく全12話バカドラマｗ　

正直、面白かった。中盤がぜんぜんストーリーが進行してないし内容がないけど。

とにかく鈴木愛理という元アイドル女優の演技が面白い。顔と表情に愛嬌があって魅力的。

職場に斗真とは別に「本部長」というダンディ上司がいるのだが、誰この俳優？って思って観てたら、徳重聡だったのか。自分の脳内イメージが若いころの徳重からまったく更新されてなくて、ああ、中年男性になったんだなあって思った。この職場、ほぼ若者しかいない。

女子の願望を映像化したようなドラマ。自分がずっと推してた憧れの舞台俳優が、自分の会社の社長の御曹司だった！上司として接するようになって…というドラマ。

エンディングが鈴木と片寄、その他によるダンスシーンなのはとてもよい。見てるだけで楽しくなれる。

エンディング主題歌は 鈴木愛理「最強の推し!」（Epic Records Japan）。この曲もオーイシマサヨシなのかよ。オーイシはドラマ本編にも登場する。

引続き「推しが上司になりましてフルスロットル」も第2話あたりまで見たのだが、途中で見るのを止めてしまった。あまりに前作と同じパラレルワールド展開なのだが、続編にはあまり魅力を感じなかった。

あと、自分が鈴木愛理に注目し始めたのは今年からだが、たった2年の間にさらに大人の女性に進化しててエモくなった。