引続き塩野七生:ローマ人の物語「ユリウス・カエサル ルビコン以後」(1996)上中下巻を読む。新潮文庫だと第11巻、12巻、13巻に相当。
上巻はルビコン後、カエサルとポンペイウスの権力闘争。自民党総裁レースで人が死ぬことはないが、この時代なら敗れれば即ち死。二人の英雄はマルセーユ、スペイン、北アフリカと各地で戦闘。
ドゥラキウム攻防戦ではポンペイウス軍が持ちこたえるのだが、ファルサルス会戦でカエサルの勝利。
旗色が悪くなると著しく不利に陥る。エジプトに逃れたポンペイウスは当地で殺される。
中巻ではカエサルの改革。暦の改定、通貨レートの固定。北イタリア属州の併合とローマ市民権付与。様々な改革。このへんは世界史のお勉強という感じで
下巻冒頭でカエサルの暗殺。3月15日って欧米の学生たちはみんな知ってる歴史上最も有名な事件の日らしい。
遺言状で後継者はオクタヴィウス。ローマ市民は「誰、それ?」カエサルの忠実な部下アントニウスも、カエサルの子を産んだクレオパトラも失望。
カエサル暗殺の実行者たちはアントニウスとオクタヴィアヌスらによって全員討ち取られるか自殺。塩野せんせいはフィリッピの戦いについてはほとんどページを割いていない。
そして書簡で多くを書き残したキケロの死。
そしてクレオパトラと結婚するなどローマの法を犯したアントニウスを、オクタヴィアヌスは冷徹に追い詰めていく。そしてアクティウム海戦。そしてアウグストゥスの天下。
という紀元前44年から30年までの流れを文庫3冊かけて塩野せんせいが語る。いやもう盛沢山すぎて後になって何がどうしたとかもう思い出せない。これってイタリア人とか欧米の学生はみんな暗記してるの?
「俺は読んだ」と言いたいがために読み進めてる感じ。だんだん辛くなってきた。
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