2025年3月18日火曜日

リンドグレーン「名探偵カッレとスパイ団」(1953)

引続きリンドグレーン「名探偵カッレとスパイ団」(1953)を尾崎義訳の岩波少年文庫で読む。これでもらってきたカッレくんシリーズ3冊を読み終わった。

今作がシリーズ3作目だと書かれているが、前作「カッレくんの冒険」よりも発表年が早い。邦訳の都合でそうなったのか?
表紙イラストを見ると、今までは男子は短パン姿だったのが長ズボンになっている。季節は変わったのか?でもやっぱり学校に行ってる様子がない。

今回は金属合金を発明した大学教授とその幼い息子ラスムスの拉致誘拐監禁事件。
第2次大戦で中立を保ったスウェーデンはスパイが暗躍したかもだが、すでにドイツは敗戦後。カッレくんのいる田舎町にまでやってくるスパイとなるとソ連の指示?

恐れ知らずのエーヴァ・ロッタは幼いラスムスくんに母性を感じてしまったのか?誘拐犯の車に乗り込んでしまう。エーヴァの白バラ軍での勇気と知恵によって、カッレくんとアンデスくんに跡を追うための手がかりを残す。
3人とラスムスはスパイのアジト島で夏を過ごすことに。

ちょっとまて。年端も行かない少年少女が何日も家に帰ってこなかったら捜索隊が結成されるほどの大問題だろうが!

スパイ団とはいっても間抜けな泥棒程度。非情なハードボイルドスパイ小説を読んでる人にとってはのどかな子ども向け小説。

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