鈴木愛理「ある日、下北沢で」（2024）

2024年3月にTOKYO MX／BS11で放送された鈴木愛理主演単発SPドラマ「ある日、下北沢で」を見る。やっと見る。

これ、鈴木愛理ほか、ミュージシャンたちがそのままの名前で登場する日常系下北沢ドラマ。

たぶんあんまりしっかりしたストーリーはないんだろうと思って観ていた。だが、ちゃんとストーリーがある。存在しないマボロシのレコードをめぐるヒューマンドラマ。そろそろこの街を出ようかな…と思ってる元ミュージシャン・レコード店店員ヒロインの物語。

自分、ほとんどハロプロを履修してなくて鈴木愛理のこともよく知らない。調べてみたら、え、もう30歳なの？24歳ぐらいのイメージでいた。

それに慶大卒。知的なのに愛嬌があって、たまに見ると「あ、美少女」って思ってた。たしかサッカー日本代表選手とつきあってるとか話題になったんじゃなかったか。

このドラマでの愛理は元カレ（高野洸）が結婚する…とかいう微妙な年ごろ。元カレが「街でバッタリ会うかもしれないから」と要らん事を告知してくる。

鈴木以下、登場するミュージシャンたち。The telephonesから石毛輝、岡本伸明、松本誠治。土岐麻子、ノーナリーヴス西寺郷太、ピエール中野、サニーデイ曽我部恵一、小林克也、春風亭一之輔、御徒町凧、おかもとえみ、Licaxxx、というキャスト。

自分がライブハウスやフェスやイベントによく通ってた15年前とかよく見た面々。懐かしい。440とか懐かしい。

自分、下北沢駅が大改築され線路が高架になってから1回も行ってない。昔は渋谷から歩いて行ってみるほど暇人だったｗ

いい意味でみんなプロ俳優ぽくない演技してて、ほぼ下北沢日常延長戦のよう。

なんだか普通に単館劇場で公開されてもいい感じの映像と雰囲気。見ていて楽しかった。それに、鈴木愛理が可愛すぎる。