池田エライザが表紙の「キネマ旬報」2020年12月上旬号No.1854を、処分するというので無償でもらってきた。
自分、知らなかった。池田エライザが2020年に映画監督デビューしてたことを。しかも企画・原案も池田エライザが担当?
「夏、至るところ」という、キネマ旬報が制作した映画らしい。そのうち見るかもしれない。
だが、自分を一番驚かせたのが、池田エライザが小学生のころから小説のようなものを書く、読書家だったという点。それ、まったく知らなかった。
池田エライザを単にグラマラスでクールでアンニュイな若手女優という程度の知識しか持ってなかった。
池田エライザは母親が外国人ということで、小学生のころはいじめられたという。色黒で、人よりも大きかったという。
なぜか少女エライザは読書にのめり込んだ。学校の図書室、公民館の図書室、そして図書館へ入り浸る。赤川次郎の本は200冊読んだという。
中学生になると、合併した先の中学で「あの子、かわいい」と評判になり、芸能の路へ。
芸能の仕事を始めると、そこには給料が発生。初めて自分で自由に使えるお金を得た少女エライザは、「これで好きなだけ本が読める」と思ったという。
このイシューには「池田エライザの魂を揺さぶった映画」も掲載されているのだが、自分が興味を持ったのは「池田エライザの魂を揺さぶった本」63冊のほう。
その中で気になったのが、聖書関連本。これは母親が外国人ということで興味を持って読んだらしい。
そして複数冊挙げた作家が、トルストイ、山崎豊子、伊坂幸太郎、ヘッセ、原田マハ、原田宗典、穂村弘、山田悠介、尾崎世界観、といった面々。
トルストイは「アンナ・カレーニナ」と「復活」も読んでいて感心。山崎豊子は「二つの祖国」「沈まぬ太陽」「不毛地帯」のような大長編も読んでいて感心。自分はまだ読んでない。
ジェイムズ・P・ホーガン「星を継ぐもの」も読んでると知って親近感。
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