監督は久保茂昭。この人の制作したMVを多くの人が知らず知らずのうちに見ているはずだ。YUIの多くのMVも制作。だが、MV監督の制作した映画というものはたいてい評判が悪い。不安なまま見てみる。脚本は鎌田哲生。
この映画もEXILE系の佐藤大樹が主演。なのでJK向けスウィーツ映画なのかもしれない。何も予備知識がない。これも橋本環奈がヒロインなので見てみる。
相沢沙呼で長編ドラマを作るのは難しくはないか?と不安を抱えて見る。やはり小説をテーマにした映画は活字を読ませられる映画?監督からしてやっぱりミュージックビデオみたいな映画?主人公の高校生作家一也がとてつもなく暗そう。そして映像が淡いモノクロ?
高校生なのに老作家の書斎のような部屋があってすごい…って思ったら父の部屋。(父は小説では食えない作家で故人)
そしてネットで自作のエゴサーチして傷つく。
ヒロイン橋本環奈はそんな主人公に激怒の平手打ち。まるで鮎喰響。そしたら編集者がプロット共作者を連れてくる。こいつも有名作家。その正体がクラスメート橋本環奈。どSのごとく罵る。主人公にはつねに怒ってる。このキャラならちょっとは見られるものになるかも。
で、橋本が暗い作家少年にプロットを語りかけるシーンでいきなり映像がカラー化。大自然、そして宇宙。なんだこの演出は。
で、今度は女子高生作家橋本環奈主観に変わるのだが、やっぱり嫌な予感がした通りミュージックビデオ監督が撮りがちなミュージックビデオ映画。文芸部員それぞれ主観になるごとにミュージックビデオ。なぜに途中から本気でテニスしてる?
妹からも「底辺作家!」「変態!」とか呼ばれるw 橋本からも「気持ち悪い」「シッシッ!離れて」とか言われる。どM少年作家の映画。
駅に呼び出されて行くと全身ずぶぬれ環奈。「一緒の傘に入るわけないでしょ」「傘貸して」
妹の衣服を貸せば「あなた女装の趣味あるの?」「何見てるの?」
こういうところだけ趣味がいいw
しかし、後半は退屈。でもそれは予想できなくはなかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿