そこには初めて会う母を別にする妹のすず(広瀬すず)が立っていた。「香田さんですか?」
すずの案内で父親の終焉の地である温泉旅館へと向かう。その途中にその坂はある。
すず「すこし登りますけど近道なんで」
かじかざわおんせん駅のロケ地は、群馬県桐生市から栃木県足尾まで走る「わたらせ渓谷鐡道」の足尾駅。
そして、この坂道シーンは足尾を貫通する122号線から小滝抗へと向かう293号線の庚申ダム管理所の手前にある橋のたもとにある。
この場所に行ってみた。5年前に足尾銀山平キャンプ場に行った時にここを通っていながら、映画ロケ地と気づかずスルーしていた。帰ってからこの場所に気づいた。2014年撮影時のときと国有林看板の色が違うようだが、2016年ストビューでも現在のように青い。ひょっとすると映画撮影用に白くマスキングしたのかもしれない。
このワンシーンの次のシーンではこの場面になる。
佳乃まさみはヘロヘロになる。(実際のまさみは体を鍛えているので、これぐらいの山道もたぶんぜんぜん平気)
だが、このシーンはもうこの場所ではない。実際の坂道の上にはかつて小滝集落に住んでいた人々の墓場。
おそらくたぶん、映画ロケの山道は旅館ロケ地となった岩手県花巻市の鉛温泉のあたりではないか?と思ってはいるが確認はしていない。この画面からだけでは特定ができないから。
そして、すずは鉛温泉藤三旅館へふたりを案内して去っていく。映画というものはたった数十秒のシーンで長距離を移動している。それにしてもこのシーンの長澤まさみは着衣エロス。
いちおう足尾駅にも行ってみた。「かじかざわおんせん駅」のロケ地。この駅はいつ行っても数人は観光客がいる。わたらせ渓谷鐡道終点の間藤駅には人がほとんどいない。海街diaryにはまだ未踏のロケ地がいくつかある。あともう一か所行きたい場所があるのだが、そこに行けるのはいつの日になるかまったくわからない。
0 件のコメント:
コメントを投稿