群馬県庁前から車を駐車していた前橋公園内に戻る。朝9時の開館を待って、「映像研には手を出すな!」で音曲浴場として登場した立派な建築物へ移動。
前橋が誇る群馬の迎賓館ともいえる臨江閣だ。NHK大河ドラマ「花燃ゆ」で大沢たかおが演じた初代群馬県令楫取素彦(かとりもとひこ 1829-1912)の呼びかけで群馬の財界人たちの寄付によって建てられた。この偉容を誇る建物は明治42年に建てられた別館。入場無料。ちなみに楫取も長州から降ってきた役人。前橋の人々からは慕われたのだが、高崎の人々にとっては県庁を前橋にした人物なので嫌われているかもしれない。
ドラマ映像研では笹取って牛乳の茶番が繰り広げられた場所。ここの2階が380人は入れる大広間。競技カルタの大会が開かれたりもするらしい。昭和50年代までは結婚式場としても使われたらしい。終戦直後は仮市庁舎としても使用された。ここは映像研では使われていないのでささっと見ただけ。
金森氏と水崎氏が失踪した浅草氏を発見した場所は臨江閣の本館。こちらはなんと明治17年の建物。明治17年ってほぼ江戸時代。ドラマ映像研では笹取って牛乳の茶番が繰り広げられた場所。ここの2階が380人は入れる大広間。競技カルタの大会が開かれたりもするらしい。昭和50年代までは結婚式場としても使われたらしい。終戦直後は仮市庁舎としても使用された。ここは映像研では使われていないのでささっと見ただけ。
ここが昨年11月4日5日に渡辺明と羽生善治の竜王戦の対局があった部屋。障子は我々が行った日の1週間ほど前に取り外されていた。
ここでも「何やってたあ!」という茶番。
問い詰められ怒られる浅草氏のいた場所。「未来少年コナンを見ていた」w牛乳を手に入れて満足という顔で浅草氏と水崎氏が歩いた廊下。板の隙間から下が見える。外気と直接触れる冬場の日本家屋は相当に寒いはず。ここは日本庭園もすごい。茶室もある。だが、映像研の茶番が繰り広げられた部屋の真上の2階にはとんでもない部屋があった。明治天皇と大正天皇の行在所となった部屋。平民は次の間にすら入れなかったはず。思わず畳にDGZ。あと、萩原朔太郎のかっこよさは異常。ちなみに、萩原はここで結婚式をしたらしい。
40分ほど臨江閣を見て回って次の目的地に移動。
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