2020年7月8日水曜日

西野七瀬「天使のナイフ」(2015)

2015年2月から3月にかけてWOWOWさんで放送された「天使のナイフ」(全5回)をようやく見た。
薬丸岳が乱歩賞を受賞した2005年のデビュー作。主演は最近見ない小出恵介

乃木坂メンバー桜井、松村、西野が出演しているというので見た。と言うより、西野七瀬が出てるので見たw

これ、第1回はちゃんとがっつり見た。だが、2回目以降をところどころ早送りで流して見たw 
主人公はフランチャイズ珈琲店の店長。妻が強盗殺人に遭って死亡。で、逮捕された犯人は13歳の3人組。(この3人を演じた子は今も映画やドラマで活躍の人気若手俳優たち)
そして、被害者遺族には何も補償がなく、犯人少年たちは人権でガッチリガードされるという現実。90年代からずっと見てきたパターン。とにかく胸糞悪い。

しかも主人公が被害者なのに、まるでジャーナリズムの倫理がなってないヒステリックなマスコミにマイク突き付けられ追い回される。つい信用したジャーナリストに乗ってしまい不要な一言で社会全体を敵に回してしまう。店にも落書きされ、通りすがりのバイクから襲撃される。店員も辞める。小出がテンション高くキレやすい。もっと哀れな被害者を演じろ。

さらに、加害者少年たち(すでに野に放たれてる)からも、加害者の一人を殺したと逆ギレされ襲撃される。容疑者にもされる。無礼な刑事(手塚とおる)からも蛇のような目で見られる。
まあ、まるでリアリティがない。そこまでマスコミも匿名ネットもバカじゃないと信じたい。警察もそこまで無能じゃないと信じたい。
さらに17歳になった加害者少年が主人公の幼い娘と店員(桜井)を人質に刃物持って立てこもる。「17歳なら何人殺しても死刑にならないからw」こんなん、フィクションのドラマであっても作るな!

よって、2話以降は早送りで乃木坂ちゃんたち出演シーンのみチェック。
実は事件には隠された真相があった!というドラマ。酷い話。

驚いたことに桜井玲香に一番重要な役が与えられていた。おそらく総出演時間は30分ぐらいあるのではないか?(計ってないけど)
店長小出と深く接しているし、人質になるなど、かなり重要な役。演出家に桜井がこの役にふさわしいと判断されたに違いない。

松村はユニークな顔と声で目立っていたかもしれない。この時期の松村は顔がパンパンにふくれている。調べてみたら、乃木坂に深刻なダメージを与えた集英社社員(妻子持ち)との路上キス写真フライデーが2014年の秋。このドラマが2015年2月スタート。撮影時期がメンタル的に苦しかった時期かもしれない。だが松村はきちんと笑顔で明るい声を出していた。

西野七瀬は一番言葉数が少なかった。だが、ひたすらカワイイ。おそらく西野、松村出演シーンはトータルで5分ほどだった印象。(計ってないけど)

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