2019年10月10日木曜日

小松菜奈「自由へ道連れ」(2012)

昨年末から今年、You Tubeに椎名林檎と東京事変のライブ映像がUPされた。椎名林檎公式にあがってる過去MVを一通り見た。
自分、椎名林檎はアルバムでこそ聴いているものの、シングルや配信をこまめにチェックしてるわけでもなかったために、多くのMVを見逃していた。
で、自由へ道連れという曲は自分のiTunesに入っていて日々聴いてはいたのだが、MVが存在して、当時16歳の小松菜奈が出演していたことを今年の春までまったく気づいていなかった。

自分が小松菜奈を初めて認識したのが2013年8月放送開始のdTVのCM。実際に見て名前を調べたのは2014年1月のことだが、2012年からモデルとしてMVで活躍してたとは知らなかった。
で、キレイな映像で見たいなと思っていたところ、MTVで椎名林檎特集をやってくれたのでタイミングよく見ることができた。
このMV、ひょっとしてワンシーンワンカットMVか?
2回ほど小松がフレームアウトするのだが、背景をCGに頼っていないとすれば、やっぱりワンシーンをワンカットで撮ってる気がする。

途中で本人によってハサミで断髪する箇所がある。これがウィッグなのか本当の髪なのか?よくわからない。もし地毛だとしたら、一発撮りのプレッシャーはさらに増す。

最後には花火が打ち上げられる。3分40秒ほどの作品だが、ちょっと祝祭的で感動的。調べてみたら大関泰幸というクリエーターのディレクションだ。
ただ、フレームに収まっている小松は決められた動作と作業をすればいいだけなので、他のワンシーンワンカットMVに比べれば苦労は少なかったかもしれない。
白いシャツにヘッドフォンというアイテムは少女を5割増しで魅力的にする。

あと、今回この曲について調べてみて、ギターはなんとPOLYSICSのハヤシだということを初めて知った。ああ、なるほど。そのことを踏まえて聴くとそう聞こえる。
ちなみに、全椎名林檎MVで一番好きなのは東京事変「新しい文明開化」。

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