THE SECRET OF ANNEXE 3 by Colin Dexter 1986今回もオックスフォードが舞台。ホテルの新年特別プランの余興ゲーム大会の仮装大会優勝者が部屋で死んでる。
で、モース警部とルイス警部が捜査開始。死体は一体誰?宿帳は偽名だし身元がわからない。
泊り客も偽名ですでにホテルから姿を消している。これは捜査が難航しそうでモース激怒。いつものようにルイスが気の毒。
もう序盤からぜんぜん頭に入ってこない文体。ペダンチックでスノッブ野郎のモース。つまりデクスター。これは自分と合ってない作品だった。さっさと読み飛ばした。真相もそんなに驚けない。
良質な英国ミステリーを期待して読むのだが、デクスターには毎回悪い意味で裏切られっぱなし。ミステリーというよりモースとルイスのキャラで萌える刑事ドラマ。
部屋のドイツ語表記にケチをつけておきながら、支配人がドイツ語ペラペラだと知って口をつぐむとかw「ドイツ語知識はワーグナーとR.シュトラウスからだけ」
警察医とのやりとり
医「被害者の年齢は30から40。あるいは29か、41かもしれん」こういうところが英国人っぽい。まるでパタリロとバンコラン。
モ「あるいは42かも」
医「あるいは28だ」
モ「先を続けてくれ!」
もうデクスターはよほど薦められないかぎり手に取るのはやめようw
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