三上延「ビブリア古書堂の事件手帖6~栞子さんと巡るさだめ~」(2014 メディアワークス文庫 KADOKAWA)を引き続き読む。もう5巻で挫折したのだが、ひょっとしたら面白いかもと期待して。
第6巻は太宰「晩年」初版本ほしさに栞子を階段で突き飛ばし入院先をも襲い刑事裁判中の田中が再び登場。今度は別の晩年を探す依頼をする。
もうあんまりこの人間模様ドラマにはあまり関心がないのだが、読んでるうちに太宰治マニア知識が身に付くことを期待してページをめくる。自分もだいぶ太宰を読み進めてきたけど、数年前に読んだものすらもう忘れている。
登場人物はみんな太宰の作品をほとんど読んでる太宰オタばかり。太宰の書き込みの入ったマボロシの初版本を奪い合う40数年におよぶ古書サイコパス戦記ヒューマンドラマ。
これ、ドキュメンタリーやノンフィクションだったら興味深く読めただろうと思うけど、創作だし話が入り組みすぎてて自分は読んでる最中にこの本とシリーズに興味を失った。第7巻は読まないと思う。
このシリーズは第2巻あたりまでは自分は楽しく読めたことはことわっておく。
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