2018年4月3日火曜日

BABYMETAL LEGEND - S - 洗礼の儀 -をWOWOWさんが放送

昨年12月2日、3日に広島グリーンアリーナで開催された「BABYMETAL LEGEND - S - 洗礼の儀 -」の模様が3月31日にWOWOWさんで放送された。

ライブに行く気力も若さも失ってしまった自分は、もうBABYMETALにはWOWOWさんでしか接していない。それにしても黒いTシャツ姿の野郎どもが毎回毎回よく集まる。
今公演はSU-METAL中元すず香20歳を記念した地元広島凱旋公演だったのだが、直前になってYUIMETALが体調不良で出演がキャンセル。え?2人でやるの?とかなりザワザワした公演。YUIMETALの病的な激ヤセはずっと心配だった。
自分は放送でその夜がどんなものだったのか初めて知った。出演キャンセルが突然だったために、ステージ演出もWOWOWさんのカメラ割りも、そこにYUIMETALいますけど?というスタンスでいつも通りに挑んでいたのがすごい。

ギミチョコ!のYUIMETAL合いの手パートの歌唱がそのまま無声。運営スタッフは思い切ったことをやった。だが、これ以外に選択肢はなかったのかもしれない。BABYMETAL史上もっともレアで特別な映像が収録された。
ステージ上のSUさんとMOAが一番不安だったに違いないのだが、本人たちは一切そんな表情に出さないプロフェッショナルだった。
BABYMETALは毎回メガステージでの公演となってるのだが、特に新曲もない以上、ステージセットと荘厳な儀式演出で違いを出すしかない。

今までで一番「邪教の神殿」色が強かった。意味の分からない映像を見せられる時間が長いように感じた。ライブコンサートというより五輪の開会式を見ている感覚が強い。声楽の入る音楽が「シン・ゴジラ」っぽい。
これはずっと立った状態で暴れまわる聴衆の体力回復を図る時間なの?SUさんが磔にされるとか、そういう演出そろそろどうなの?

キツネさまの神楽殿センターステージでMOAMETALが単独で立った「GJ!」にはそのままグッジョブ!と言いたい。
画面から判断すると「THE ONE」では東京ドーム公演のコルセットライトと同じような制御された光の演出をやっていたようだ。
SUさんは「ヘドバンギャー!!」で「イチゴの夜」を「二十歳の夜」と歌詞を変えて歌っていた。子供だとおもっていたSUさんがすっかり大人の美しいLADYでつらい。たぶん娘が成人したときの父親の気持ちかもしれない。

「THE ONE」のSUさん衣装が小林幸子やデーモン閣下を連想してしまい見ていて困惑したw
今回、神バンドの衣装が、欧米ファンから不評な白装束じゃなかった。そこを変えてきたことは正しいと思った。
だが、この映像がギタリスト藤岡幹大氏の生前最後のBABYMETALとの共演映像になってしまった。ご冥福をお祈りします。

WOWOWさん製作で放送された内容は以下の通り
01. IN THE NAME OF
02. イジメ、ダメ、ゼッタイ
03. ギミチョコ !!
04. ド・キ・ド・キ☆モーニング
05. 紅月-アカツキ-
06. GJ!
07. シンコペーション
08. META!メタ太郎
09. NO RAIN, NO RAINBOW
10. 4の歌
11. メギツネ
12. KARATE
13. Road of Resistance
14. ヘドバンギャー!!
15. BABYMETAL DEATH
16. THE ONE
2017年12月2日、3日のセトリからかなりの楽曲がカットされた。
今年も1回ぐらいはどこかでBABYMETALを見たいところだが、5月から全米ツアーが始まるし、強い気持ちでいられるメンタルコンディションでないと、なかなかライブへ出かけるのも難しい。

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