2018年1月30日火曜日

寒川神社から平塚市土屋へ

日曜日に友人と相州一宮・寒川神社まで初詣に出かけてきた。自分は過去何度か大山や丹沢に登ったりするために相模国には来ているのだが寒川は初めて。

行ってみて驚いた。朝9時50分ごろだというのに駐車場待ち車列で周辺道路が混んでいる。もうこの時期なら閑散としているだろうと思っていた。何か祭なのか?
昇殿の待機列に300~400人ぐらいが立って待っている。気温が2~3度という厳しい寒さなのに。寒川は宗教都市だった。信仰熱心だ。

その後、11時の開店を待ってラーメン屋へ。そして行ってみたい場所があったので行ってみた。平塚市の土屋という場所だ。
鎌倉武士の土屋氏の所領である土屋城址周辺を歩いてみた。寒いのと坂道がキツイのとで息が切れる。
ここが土屋一族の墓。土屋氏は中村宗平の三男である土屋宗遠(土肥実平の弟)を祖とする一族。平安後期から応永二十三年(1416年)の上杉禅秀の乱で敗走するまでこの地を支配した。
昭和54年に浩宮様も見学に訪れた場所。自分がこの場所を知ったのは永井路子「相模のもののふたち」という紀行エッセイを読んだから。
この場所が中世の山城があったことを今も感じられる雰囲気のある場所。喧噪の鎌倉とは大違いの静かな場所。
庶子分バス停。中世の名前がそのまま地名になってるってすごい。
座禅川を渡って土屋公民館のほうへ戻る。このあたりは今ものどかな場所。きっと中世鎌倉時代の風景とそれほど違っていないはず。

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