小松菜奈はそれほど追いかけてる女優でもないけど、小松菜奈が出ていなければ見なかった。京都が舞台の映画らしい。またまた三木孝浩カントクの映画。市川プロデューサーの東宝映画。
大学へ向かう電車の中でとびきり美少女・小松菜奈に一目ぼれした福士くん、降りる彼女を追いかけていきなり「メアドおしえて」。挙動不審全開ナンパ。
こういうのまず教えるわけないだろと思う。東京と京都では人の距離感が違うのかもしれない。やっぱりイノセントすぎる瞳のきょとん顔で「ケータイもってないんです」。小松は低くて良い声をしてるな。
そうきたか…と引き下がろうとするのだが、「ちょっと待って!」といい感じに。なんかこの女は美容師の専門学校に通ってるらしい。
表情がミステリアス。だが次の瞬間「え、泣いてる!?」。女は「また明日ね」と手を振って反対方向の電車に乗り込む。
京都で美大に通って美少女と出会う青春っていいなあ。動物園でスケッチしてると再会。ああ、恋だわ。もう自分にはできない恋だわ。
大学の友人が東出。この東出が恋愛指南役。こいつの指導がいちいち適切。福士と東出見てると「あまちゃん」を想い出す。
出会って15日、ひたすらキュンキュンするまるでミュージックビデオのような幸せカップル映像が続く。あまりに理想のカップルすぎて、いつか暗転するんじゃないかと気が気でない。
それに、女が異常に涙もろい理由はなにか?二人が湖で溺れた過去があることに何かつながりがあるのか?予知能力のようなものがある理由は?なんだかサスペンスも感じる。
なんと開始40分たってやっと映画タイトルが出た。
女は部屋に手帳を忘れて行った。中に書かれてる内容が意味不明。直後に電話。「明日朝学校で」「あの箱を持ってきて」
女から思いもかけないことを告げられる。ええぇぇっ?!これ、SF映画だったのか!あまりに予想外なびっくり展開。自分も福士くんと同じ顔しとったわ。
突拍子も無さ過ぎて、まるで新しい数学の概念に出会ったかのごとく、まるで理解できないモヤモヤに襲われる。だが、そこは福士くんがわかりやすく独白で説明してくれる。ラストで小松菜奈主観がおさらい。ああ、それで女は泣いていたのか。
わかりやすく説明すると、とある男女の1か月のデート日記を、男は過去から未来へ、女は最新記事から過去へさかのぼってまっさらな気持ちで読んでいく状態。
でもやっぱりよくイメージできない箇所もある。これを1回見ただけで何もかも理解できる人はよほど柔軟性がある人だろうと思う。
時間の進む方向が逆の男女とはいっても、進み方が1日ごとのデジタル。1日単位では同じ方向に進んでるのか!じゃないとコミュニケーションとれないか。
いちおう感動作と云えるかもしれないが、特殊な状況過ぎてあんまり感情移入できない。
劇中で小松菜奈が使っているカメラがたぶんVoigtländer(フォクトレンダー)のVITO B だと推測。自分、フォクトレンダーに憧れはあるけど一度も触ったこともない。あまり詳しくない。女の子が使うにはかなりハードルが高い露出計も距離計もないクラカメ。相当にカメラ知識がないとまともな写真は撮れない。
福士くんの両親と室内でフラッシュもなしに記念撮影。セルフタイマー撮影してるけど、え?このモデルにセルフタイマーあるの?!あるようにはみえないのだが。
あと、福士くんの父親が、日本人としては見慣れた父親かもしれないけど、海外の視聴者が見ると「何か確執があるのでは?」というぐらいにコミュニケーション不全に見える。
福士くんの両親と室内でフラッシュもなしに記念撮影。セルフタイマー撮影してるけど、え?このモデルにセルフタイマーあるの?!あるようにはみえないのだが。
あと、福士くんの父親が、日本人としては見慣れた父親かもしれないけど、海外の視聴者が見ると「何か確執があるのでは?」というぐらいにコミュニケーション不全に見える。
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