Base Ball Bear / THE CUT （2013）

Base Ball Bear が2013年6月にリリースしたTHE CUT（EMI Records）の限定盤っぽいCDがそこに100円で売られていたので救出してきた。なんと78分収録。これ、3rdミニアルバムという扱いらしい。

EPレコードサイズ紙ジャケットで中にステッカーやらポストカードやら織り込まれたポスターやら封入されている。だが、20Pフォトブックとやらがすべてひたすら金太郎飴というシュールな1冊になっている。こういうの誰が欲しい？調べてみたら案の定大不評ｗ　資源の無駄使いでしかない。

THE CUTは「The Cut -feat.RHYMESTER-」がリード曲。Base Ball Bearを聴くつもりがなんとがっちりライムスター。宇多丸師匠とMummy-Dのエッジの効いたライミング。この時期BBBはヒップホップ化してたんだった。

Track2「ストレンジダンサー」はイントロ聴いた段階で「あ、BBB」とわかるザ・ベースボールベアー曲。

Track3「恋する感覚 -feat.花澤香菜-」は人気声優をフィーチャーしたアイドルPOPっぽい曲。
自分は花澤香菜という人をよく知らないのだがかなり有名な声優さんらしい。ガーリーなボーカルがPOP極まりない。

そしてTrack4が2013年4月25日赤坂BLITZと4月28日札幌CUBE GARDENでの「バンドBのゆくえツアー」からの64分（！）ライブテイク。
このツアーがベスト盤リリースツアーだったので歴代シングル曲ばかり続く。「CRAZY FOR YOU の季節」からテンポ速めでライブの熱気が伝わってくる。
こんな良いCDを100円で手に入れてしまって申し訳ない。

ところで、2016年3月に突然の逃亡という脱退をしたギター湯浅将平の消息が未だに不明だ。こういうのなんとなく不気味なので元気にしているのかだけでも知らせてほしい。