リリー・フランキー&ミッツ・マングローブ司会の歌謡ショー「ザンジバルナイト」は今までなんとなく斜めから視界に入っていた。例年夏開催だったのだが今年は12月開催、しかも最終発表で向井秀徳 with yui(FLOWER FLOWER)がアナウンスされた。
少し躊躇したけど、いつのまにかチケットを買ってしまっていた。
開演時刻をすこし過ぎたころに中野サンプラザに到着する。なぜか妙齢の女性が多かった気がする。ミッツさんも「今年は女性が多いわね」と言っていた。これは一体誰目当ての人々なんだろうか。たぶんゴールデンボンバー。
リリーさんはグラビアアイドルにも詳しいのだが、今年はアシスタントのバニーガールに忍野さらというグラドルを選んだようだ。自分は2階5列目でよく見えなかった。
まず平原綾香のちあきなおみ「喝采」でスタート。このイベントは一人2曲の歌謡ショー。マキタスポーツの尾崎豊、フジファブリック山内総一郎の沢田研二、森山未來の村下孝蔵などを経て、6番手で向井秀徳登場。
「マツリスタジオから中野通りを北上してやって参りましたTHIS IS 向井秀徳!」「福岡の後輩の歌を唄います」で「ぶぁっぶあっぶぁら~ぶぁっぶぁらぶぁら~♪」とオーラルイントロの後に大変にクセの強いCHE.R.RY弾き語り歌唱。
スタンドマイクが2本用意されると「中野シティーのキサマに伝えたい~俺のこのきもティを~♪」で、YUIフラフラファンにもおなじみになりつつある「KIMOCHI」が来た。
YUIは赤と黒のブチ模様のロングのワンピースドレス?黒のハイカットブーツ?ワンレンボブ風のヘアスタイル? (遠目なのでよくわからない)
向井「福岡県からお越しのYUIさんです」の呼び込みでセンター階段を降りて来た。
向井はスタンドマイクだが、YUIはハンドマイク歌唱へ。
こういう言い方は間違ってるかもしれないが、YUIは今までで一番ロックボーカルらしさを出した歌唱だった気がした。YUIの声は強いなと感じた。
だが、え?向井とデュエット1曲で終わり?! 向井は1曲弾き語りしたけど、YUIは向井との1曲のみ。YUIは実質0.5曲ということか。
YUI「(KIMOCHIは)素敵な叫びで萌え~ってなります」「以前ツアーを一緒にやってお世話になった大先輩」と説明していた。
向井「CHE.R.RYを聴いたとき、あの頃に戻りたい!って思います」
出番が終わるとステージ下手のひな壇で他の出演者は酒を飲んで他の出演者のステージを見たりするのだが、YUIの場合はそれもなかった…。
Chara、鬼龍院翔(この日一番ファンを集めていた)、ウクレレえいじ(浅草演芸か?)、柴咲コウ、モンゴル800キヨサク、野宮真貴などの歌謡ショーが3時間半続いた。
自分としては柴咲コウを初めて見れて嬉しかった。ZARD「永遠」カバーと新曲を唄っていた。
鬼龍院翔の「傷だらけのローラ」でこの曲を初めてフルで聴いた。さすがだった。
フジファ山内、リリーと森山がいるのだからそこは「夜明けのBEAT」だろと思った。
年の瀬に「若者のすべて」だと、どうしても志村を思い出す。あれ以来、邦楽ロックリスナーはクリスマスを無条件で盛り上がれなくなってしまった。
YUI目当てで来た人は出番が少なくて残念だったかもしれない。
FLOWER FLOWERのクリスマスライブ、CDJ1718、いずれもチケットを確保できてないので、今回の中野サンプラザが今年最後のYUIだったかもしれない。
今回のザンジバルナイトは12月29日にTOKYO-MXテレビで放送が決定しているとのこと。
yuiさんの出番がもう少し長いと嬉しかったですが、レアなステージを目撃出来て満足しました。ロックボーカリストとしての魅力が増していると感じてます。
返信削除クリスマスライブもCDJ31日も落選でしたが、友人達のおかげで行けることになりました。ありがたい。幸せな年末年始を過ごせそうです。
TSURUさんの情報のおかげで対バン側からのイープラスに申し込めました。
返信削除31日はもうあきらめムード。