乃木坂46メンバー出演の待望の映画「あさひなぐ」を公開4週目の日曜最終で見てきた。客は10人ほどだった。
この原作マンガの予備知識がまったくない状態で見た。
意外に感じたことといえば、冒頭からテンポ重視の雑味のする笑い要素が多かった。ドジっ子メガネ西野が学校へ向かうシーンからして自分はまったく笑えなかった。スベリまくってた。
たぶん、バラエティ番組で居心地悪そうにしててたまにぶっちゃける西野の方が面白い。
登校中に露出狂変態キモ男がヒロイン西野を襲うシーンが爽やか青春映画にしては異常で違和感。ここで薙刀エース白石と初めて出会うのだが、こんな出会いってある?って思った。
ヒロインの友人役のゆったんと中田がすごくそこに馴染んでたけど、まさかの高校新入学生。
マイナー部活動の新入生勧誘が強引すぎて、そこはまあ面白かった。ここで桜井、松村、西野の新1年生トリオのキャラ紹介。
メガネ西野は圧倒的にダメキャラ。憧れる男子の趣味もダメ。あの男のどこがカッコイイのか?まったく不明。
いつもジャージを羽織ってる元剣道部ヤンキーを桜井が演じてるのが意外。どうしても「乃木どこ」でのヤンキーバトルの桜井を連想。
松村はふだんの松村そのままに可愛い。伊藤万理華も普段そのままのイメージ。
ま、全員を知りすぎてしまった状態で見るアイドル映画なので、どの役も演じてる本人を意識してしまう。
ライバル高のエースで九州からの転校生・生田さんが可愛くない役なのはもったいなかった。九州女は本当に「~タイ!」とか語尾につけるの?
薙刀部の名ばかり顧問・中村倫也、こいつが初登場シーンから佐藤二朗のごとくアナーキーにカオスな笑いをぶっこむ。
こんな先生いる?完全に笑いの質が浮き上がってる。悪目立ちすぎ。原作にあるキャラなの?
練習試合に晴れ着で登場する松村のシーンも原作にあるの?笑いの要素が予想つかなすぎる。
なぎなた比丘尼みたいな人が突然登場する。比叡山の僧兵か?
ここから少林寺三十六房みたいなスパルタ指導になる。世俗を離れてるのに武道の指導をして試合も見に来るのか?ノリだけ顧問はなぜこんな合宿施設を知ってた?
白石さんは普段通りのイメージの役でキレイだった。ミニの制服スカートからのぞく白い脚がまぶしかった。
あと、國陵高校のひなちま姉(通称ゆずちま)が美人すぎた。ちょっと画面に映るだけであきらかに美人だった。そろそろ女優として飛躍のとき。
笑いのセンスが自分とかなり合ってなかったけど、後方にいた60代ぐらいの男性がすべてのポイントで声出して笑ってた。
メンタル最弱、実力もまったく伴わないヒロインの青春スポ魂映画。天才高校生がライバルたちをばったばったとなぎ倒したりしないので、その点でリアルな高校部活動。たぶん人によっては十分に面白いと思う。
主演の西野七瀬の輝きを鑑賞する映画だった。その点で「初森ベマーズ」と変わらない映画だった。
やはり乃木坂のエースとして人気な理由もわかる気がする。とにかく雰囲気が可愛らしい。体型も好き。なにもかも愛おしい。
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