2017年10月7日土曜日

橋本愛「寄生獣」二部作(2014-2015)

ようやく重い腰を上げて「寄生獣」を見てみる。橋本愛が出ていなければ見ていない。
古沢良太&山崎貴によるROBOT製作東宝映画。

グロいCGホラーSF映画。罪のない人がたくさん死ぬ。この殺伐世界で余暇までも殺伐映画を見る必要を感じない。

まず2014年11月29日公開の「寄生獣」第一部から見る。
とにかくぬるっとしたフナムシみたいな寄生虫が人間の体内へ入っていく様子が気持ち悪すぎる。そういう寄生虫は実際に存在するわけだが。
コンテナから拡散していく様子が今年話題のヒアリみたいだ。

人間を捕食するCGがグロすぎる。子供は恐怖するにちがいない。染谷将太&阿部サダヲコンビでかろうじてコミカル。
橋本愛が初登場シーンから超絶美少女。いきなり「モテキ」の長澤まさみのようなシーンがあって驚く。あれはどうやってもとりつくろえない痴漢行為。あれを許せるなら優しすぎる女の子だ。好きな相手なら許せるってこと?
このヒロインは「告白」の北原さんを想い出す。清楚で美しい、けなげなヒロイン。

主人公に中途半端に寄生したミギーと染谷のバディが、他の化け物たちと戦うのだが、こんなん見たことないって戦い方だ。
女子高生たちが島田に大量に殺される。やっとのことで橋本愛を救出。島田を倒した主人公は化学教師・深津絵里から、母親を殺したAの居場所を教えられる。
母親・余貴美子に扮したAを倒して第一部終了。完結編へ。

市役所が化け物のコロニーになってる。この市役所での化け物同士の相談シーンがうっかりかっこいいw まるで陳列された美術品のようなたたずまいでそこにいる。

染谷と化け物の私闘は「国家VS.化け物」へ。一匹ずつ駆除のシーンがエグい。どうしたってホロコースト、ワルシャワゲットーを連想。
SATを全滅させたラスボス浅野忠信との闘いでクライマックスか?と思っていたら、橋本愛のリアルで生々しい濡れ場があってびっくり。自らブラを外し、痛そうに受け入れる。まったく予期しておらず激しく動揺。なぜこのシーンを入れた?
橋本は一時期「日活ロマンポルノを見狂っていた」というから、見て学んだことが活かせたとも云える。橋本愛を中学生のころから見ている自分は心が痛かった。つらい…。

何も期待しないで見たけど、日本の映画俳優名優総出演でかなり見応えがあった。予想していた以上にホラー映画で、おぞましいシーンをたくさん見せられたけど面白かった。「シン・ゴジラ」並みに評価されてもよかった。けど、完結編は長く感じた。

ところで最後の凶悪色魔殺人鬼・新井浩文はどこ行った?

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