坂道関連書籍がほぼ毎週毎日のように出ていて、どれほど重篤なオタでもそのすべては把握してないに違いない。自分も一部しか見ていない。
で、先日こいつを発見した。秋元、生田、橋本の3人が主演した映画「超能力研究部の3人」が表紙&20ページの大特集を組んだカドカワから出てるspoon.2014年12月号。
こいつは見た瞬間にカゴへ。108円でゲット。「超能力研究部の3人」は写真集も出ているのだが、そちらは中古でも980円ぐらいするので自分は買えないw
この映画、山下敦弘監督による何とも言えない後味をひくヘンテコなアイドル青春ムービー。DVD化されておらず、hulu配信でしかみれないのは惜しい。もっと多くの人の目に触れていい作品だと思う。
見るといろいろモヤモヤして腹が立つ人もいるかもしれないけど。「東京都北区赤羽」とか「カンヌ映画祭」とかを見て、フェイクドキュメンタリーに慣れた人なら許容できるかと思う。
メーキングとかインタビューとか大量の特典を付けてパッケージ化して売れ!って思うけど、この映画自体がメーキングとインタビューだからなw
乃木坂一の天真爛漫優等生・生田絵梨花がインタビュー中に泣くシーンがある。実はこのシーンで山下監督は「たぶんこう言えば生田は泣く」という計算で生田さんを泣かせていた。酷い!最低w
「一番お芝居は上手いんだけど、その分つまんないよね」とか「生田さんってがんばっているんじゃなくてがまんしているんじゃないですか?」の台詞をインタビュアーに言わせて追い込んだ。
生田さんの涙はこの映画で一番のみどころ。監督も大きな手ごたえを感じた。この撮影のあと生田さんは監督に「やっぱ私ってそう見えますか?」と聴きに来たという。
その一方でどんなに追い込んでも泣かなかった秋元は監督の計算外w
山下監督「おめぇ、なんでアイドルやってんだよ?って煽られるところで泣け、泣けって思ったんですけど、泣かないんですよ(笑)。」
秋元「ヤンキー役の女優さんたちに、本当に泣いちゃおうかと思ったくらいひどいことを言われたんですけど、女優さんはこういうところで耐えなきゃいけないんだと考えて、泣くのを耐えました」
秋元は頑張らなくていいところで頑張ってしまったw
山下「この映画を通して女優としてうまくなったらいいなと思っていたんですけど、うまくならない(笑)。それなのに突然脈絡なくすごくいい演技もしたりして、秋元さんだけ取り扱い説明書がない状態でした」
うーん、この映画、やっぱ乃木オタだけしか見てないのはもったいないわ。そろそろ地上波でかまして世間を困惑させてほしい。日テレはジブリの再放送ばっかやってんなよ。(って思ってたら、この映画はBS-TBSの製作だった)
自分も、主演3人の名前すら知らない頃に見ましたが、ラスト10分位の記憶がありません(笑)
返信削除本編中の映像で、地元からそう遠くない所でロケしてたことがわかってちょっとびっくり。この時初めて乃木坂を知りました。
一度地上波で放送してほしいですね~
ラスト10分は一番眠い時間!w
返信削除行ってみたいロケ場所は「たけだぁ~死ねぇ~」の辻ぐらいなので、なかなか行ってみようって思えないですねえ。