橋本愛の1枚はINU「メシ喰うな！」

橋本愛はまだ18歳だというのに最近は20代後半っぽい大人の雰囲気もだしていてつらい。自分からするとあの目がたまらない。

ROCKIN'ON JAPAN 2014年5月号「この人に訊く！」が橋本愛をインタビューしてくれた。ラジオでナンバーガールやZAZENを熱く語る橋本は今、ある意味最注目女優。さすがロキノンさんだ。よくわかってる。
橋本、日本のロックをよく聴いているというイメージを謙遜して否定。ちょっとだけ引用。

全然詳しくなくて。ロックっていう類の音楽だと、フジファブリックさんの“夜明けのBEAT”から好きになって。そしたら関連するアーティストさんたちがいっぱいいて、それをいろいろ聴きかじってたっていう感じなんです。ほんとに好きな方よりは全然乏しいんですけど。でもナンバーガールさんとか、吉井さんとかずっと残ってますね。あと、ブルーハーツさんとかもそうだし

橋本がロックに目覚めたのがフジファブリックだとすると、ひょっとするときっかけは映画「モテキ」だったのかもしれないなと思い始めた。わりと最近な気もする。

今の10代が聴くような音楽にはハマっていかなかった橋本は偉大。橋本はロックと映画を愛するサブカル少女。こういう子は自分が中学高校のときに同じクラスにいてほしかった。

ブルーハーツの「ロクデナシ」の魅力を語る

彼らの本音な気がして。で、その本音に共感しちゃった人たちが、一緒に共感してる感じが、すごいなあって単純に思って。自分もほんとは最低な人間だなって思った時に、肯定されちゃったから。まんまと、みたいな（笑）

あとは、ゆらゆら帝国と大森靖子の歌に救われることがあると語る。カラオケは全然行かないが、以前はひとりカラオケばかり行っていたという。

そして橋本が「おすすめのCDを一枚挙げるとしたら？」の質問にINU「メシ喰うな！」と回答

パンクとか全然興味なかったんです。興味がないというより、ほんと知識がなかったんです。あのストレートな歌詞が心に刺さり、私も「メシ喰わない！」って思いました（笑）

朝、それを聴いて起きる。やっと毛布はげるみたいな。そういう感じです。