2014年11月30日日曜日

CHINON 35FA Ⅱ AD で撮る

このカメラは春ごろ手に入れた。CHINON 35FA Ⅱ AD AUTO PROGRAM と書いてあるやや大振りな黒プラコンパクト。

CHINONはあまり見かけないし、108円だし、これで最後にしようとか言い訳しながらレジへ。もうCHINONコンパクトが3台目!
やっぱりデザインがユニーク。レンズカバーと一体のフラッシュが開くと横に動く。それに測距計窓が上下に並んでるのってめずらしいと思った。
だが、シャッターボタンがちょっと手ごたえがなくゆるい。それに首から提げるには大きすぎる。

1983年ごろのカメラ?今ではほとんど誰も使っていない。調べてみてもよくわからない。フィルムを入れないでシャッターを切る。巻き上げ音が弱弱しい。モルトを張り替えて夏の終わりごろ試写に連れ出したのだが…。

4枚ほど撮ったところでフリーズ。しかもだんだんカメラ本体が熱くなってきたので慌てて電池を取り出す。電池が熱くなってる。ショートしてしまった。

テスト用のフィルムだと巻き取れても、新品のフィルムだと劣化したモーターのトルクではどうもならない。モーターが交換できるか可能性を検討しようと分解しようにもカバーを開けることもできない。

今までも修理できないカメラは何台かあったのだが、このカメラは2枚ほど写真を撮ったところでモーターの力が尽きる……。1コマは多重露光だったので、見れる写真はたったのこれ1枚。
江戸川区平井

うーん、特にどうってこともない写真だ。もうフィルムを入れることはないのかもしれない。
4枚しか撮れなかったフィルムがもったいないので暗室(トイレ)でそっと開けて巻き取って他のカメラに入れて空シャッターを切ってフィルムカウンター「5」から再利用した。

このCHINONを使うためには新品フィルムを1回暗室で取り出してまた入れ戻してなめしてフィルムの出を柔らかくしてからでないと使えない。
そんなめんどうなことをしてまで使うカメラでもないと思う。

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