その楽曲の多くがJ-ROCK人脈から提供されたものだからかもしれないけど、その歌詞がすべて「全力で前へ進め!」的なちょっと暑苦しくて疲れるROCKだからかもしれない。
いつもCDを中古でばかり買っていて申し訳ないので、つい今日のライブのチケットを買ってしまった。自分はベイビーレイズの曲もメンバーもまだよく知らない。アルバムをまだ買ってないし聴いてない。ライブ映像もほとんど見たことがないままこの場所へ脚を運んだ。場違いだったかもしれない。
ベイビーレイズにとって今日のこのステージが重要な局面なことは誰もがわかっていた。このグループは結果に期限が求められている。ファンは危機感を持っている。なんとか支援に繋がればと思った。いや~、自分が日比谷野音に来たのは10年ぶりぐらいになる。
北島三郎の「祭り」が流れてた。影アナで「まつりだー!盛り上がる準備できてんの!?」 うお~~~!という野郎の野太い声。
フツーにコンビニで買ったのだが、わりといい席だった。というのも日比谷野音で花道センターステージという設営。PAの近くと云う、新参者の自分と友人にとってベストな席。というのも隣のエリアが関係者席?他のエリアに比べてテンションが低い。同じ事務所の9nineが来ていた。
9nineも自分はよく知らないのだが、川島海荷とちゃあぽん(西脇彩華)を初めて実物を見た!まさか今日、あ~ちゃん妹と近くで一緒にベイビーレイズを見れるとは思ってもいなかった。斜め後方4メートル隣にいた。ステージ上と同じぐらいそっちが気になってチラチラとガン見してたわ。ベイビーレイズにとって日比谷野音は9nineと一緒にステージに立って以来2年ぶりだという。そのことをMCでも話して拍手喝采。
1曲目は鶴ヶ島市出身のバンド「鶴」による「恋はパニック」だが、満員の聴衆たちの独特のノリがわからなかった。手の振りとか、合いの手の掛け声とか、今日一日超アウェイを味わった。
「暦の上ではディセンバー」を初めてナマで聴いた。ちょっと感動。「あまオタ」な自分がベイビーレイズを知るキッカケとなった曲。アイドルとはこれほどまでにすばらしいものなのか?と教えてくれた奇跡の名曲。
梅雨真っ只中の夕刻、とても蒸し暑くてたまらない。最初のMCで顔が赤くて汗びっしょり。「こんばんわ~、ベイビーレイズでーす!」 リコピン「今日はいっぱい汗かくよー」、でんちゃん「お祭り騒ぎするよー」、まなつ「日比谷野音でやれてうれしい」、なおすけ「ついてこいやー!」、りおトン「今日もはりきっていこうよー」。今日自分は初めてメンバー全員の名前を知った。なおすけは「たかみ」とも呼ばれているようだ。
「みんなのおかげで、こんなにも晴れたよ~!」 空は分厚い雲に覆われて、高温多湿で薄暗い。3人、2人とかわりばんこに着替えタイムMC、「梅雨でくもりって奇跡!」w いつ雨が降ってもおかしくない蒸し暑さ。今日のライブに備えて、35℃という想定で、暖房の中でリハーサルをしてきたという5人。黒いベスト、黒いブーツ、虎柄ミニスカから、スニーカー&夏向き衣装にチェンジ。「布を少なくしてきます」
自分としては、なおすけ高見奈央17歳が目が大きくて、白い歯がまぶしくて、遠目に見てもあきらかに美人に見えた。「ダイエットして痩せた」と言っていた。
りおトン渡邊璃生はなんとまだ14歳。手脚が長くて細くて色白でハーフっぽい顔立ちでかわいい。もう少し背が伸びるとモデル活動を始めるだろうと思う。運動神経とリズム感はなさそうだ。ランウェイをしてみせるということだったが、ウォーキングができるわけでもなかった。「反抗期が終わった」と報告していた。
リコピンは関西弁って初めて知った。
怒涛のノンストップメドレー、「Level.1」でのコール&レスポンス、そして「ガオー」のポーズ、「夏色パーティ」では「タオル出てこいやー!」とタオル回し。はっちゃけちゃっけしてる若者たちがうらやましい。ま、自分はただ傍観してましたけど。
あ、意外に初老な感じの人も目だってた。今はどのライブに行ってもそんな人は何人かいる。自分は年取ったら四国でも周りたい。
アンコールは物販Tをそれぞれ切れ目を入れたりアレンジ&ショートパンツ姿で登場。自分は「JUMP」という曲が一番好き。
後ろにある5頭の虎の絵が描いてある屏風はなんだろう?と思っていたら、5つの重大発表。
- 夏ツアー開催決定!8月より広島、愛媛、福岡、大阪、宮城、札幌、愛知、石川を回る。
- デビュー2周年記念ライブ開催決定!9月、ツアーファイナル東京2DAYS
- 求む!1万人署名!
- 1万人署名集めたら……
- 12月18日日本武道館公演開催!署名が集まらなかったらキャンセル、解散
ダブルアンコールでは名刺代わりの曲「ベイビーレイズ」。今日最大の盛り上がり。「今年までに武道館に行ってみせます!」「武道館、行くぞー!」と高らかに宣言。
では最後にメモを見ながら家で調べて作り上げたセットリスト。知らない曲だらけで大変だった。間違いもあるかもしれない。CD未収録の曲もあるようだ。
ベイビーレイズ伝説の雷舞!頑虎一徹 @日比谷野外音楽堂 7月13日セットリスト
01.恋はパニック
02.ロックオン・ダーリン
03.暦の上ではディセンバー
04.GET OVER NIGHT
05.勇気のうた
06.ベイビーアンビシャス!
07.ベイビーレボリューション
08.涙の名前
09.アバタがエクボ
10.ベイビーステップ
11.Again and again
12.S.O.K.
13.新しい世界
14.ミチシルベ
15.ベイビーレイズ
16.Level.1
17.夏色パーティー
18.チャリンコアイドル
19.充電満タン〜サタデーナイト
20.ぶっちゃけRock’n はっちゃけRoll
アンコール1
01.JUMP
02.スーパーノヴァ
03.TIGER SOUL
アンコール2
01.ベイビーレイズ
以上、アンコールのアンコール1曲を含む全24曲、11〜15は「今日のためのメドレー」
最後に物販をチェックしてみたらTシャツとか売り切れていたので何も買わなかった。「虎ノ門新聞 号外」が配られていた。
PS. 霞ヶ関駅から丸の内線で荻窪へ移動して、昭和24年創業の荻窪ラーメンの人気店「春木屋」さんでささやかに今日の打ち上げ。
偉大なるスタンダードという中華そば1杯。とてもおいしい。
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