音楽と人 2010年5月号 不自然なガール

もう半年ぐらい前になるけど、音楽と人 2010年5月号 が105円でそこにあったので連れ帰った。「不自然なガール／ナチュラルに恋して」リリース時期のインタビュー。真っ赤な衣装が印象的。のっちの憂い顔とかしゆか姫だるま。

Natural Beauty Basic のCMが決定して曲を書くことになった中田は3人に意見を求めたという。BPMが「早いほう」と「遅いほう」を持ってきて、結局「遅いほう」になったという。「鬼キャッチーだよね」という中田語録が誕生したとき。

トライアングルツアーを回想している。ツアーに入る前の「ちょっとした事件」について3人が語っている。インタビューの言葉尻をとらえたかのような「中田批判」記事と写真誌。

あ~ちゃん　「本当の気持ちで言ってるし、今までだってそうしてきたのに、なんか違う風にとらえられてて。自分の言葉が信じてもらえないんじゃないか、って思ったらすごく悲しくて。ツアーでも自分の気持ちをきっと言うだろうけど……信じてもらえないのかもしれない、って思ったら、ツアーに行くのが怖くなっちゃって。もう行けない、廻れない、って思ったら、どんなふうにみんなに会ったらいいのかわからなくなってしまって」

かしゆか　「私も最初は迷いがありました。ライヴは好きなんだけど、笑ったとしても心から楽しいと思ってなかったりとか、どうしても集中出来なかったり入り込めない部分があって。」

ニューアルバムとツアー前にこんな記事と、のっち、かしゆかのフライデーが連発。この世界は恐ろしい。最近もかしゆかが写真誌に撮られたけど、あれは何だ？夜遊び？意味がわからない。あの集団の奇妙な感じと、かしゆかの普段のメークには衝撃を受けたけど。

⊿Tourの大阪城ホール初日でPerfume史上最長（？）の「3時間40分ライヴ」をしてしまったことについて

あ～ちゃん　「めっちゃMCが長くなった。でもあの日、見に来てた偉い人に言われたんです。全然良くないって。お前はお客さんに、牛丼2杯、カツ丼2杯食べさせてどうするんだ、って」

「MCじゃなく、その芸の中でやるのがアーティスト」だと説教をくらったらしい。あ～ちゃんとしては溜まっていたものをトークで吐き出したのだった。自分はこの大阪公演は幸か不幸か2日目へ行ってしまった。このときのツアーは本当に楽しかった。

今年の年末にPerfume3年ぶりの東京ドーム公演がやってくる。大阪2DAYSと東京2DAYSの4公演。2010年の東京ドームのときはファンの間でライブがないことへの飢餓感みたいなものがあったし、祝日1日かぎりで初というレア感と祝祭感があった。4DAYSはさすがにチケットが売り切れるか心配だ。前回は自分はセンターステージにかなり近い席で大満足だったけど、あの経験をしてしまうと、東京ドームのスタンド席、2階席を定価で買う気は起こらない。米粒のような3人をみてもな…って気分。PTAで申し込んだけど、どちらか1日のみにする。友人とふたりで共闘もしない。