2011年7月11日月曜日

尾張瀬戸の古窯を見て歩く

20110709_0016まあ名古屋は異常に暑かったわけだが、せっかく遠くまで来たので観光して見ることになった。さて、どこへ行こうか? 友人がまだ行った事がないという瀬戸へ行ってみた。自分は瀬戸物にぜんぜん詳しくない。一時期、茶の湯に関心を持ったとき焼き物にもちょっと興味があったけど、結局なにも詳しくない。つい最近まで「セトモノって瀬戸内じゃないの?!」って思っていた。東海圏出身の友人に「バカ?」って云われたけど、関東の人間は結構勘違いしている人が多いはず。瀬戸は愛知県だ。ちなみに女優の瀬戸朝香は瀬戸の出身だ。

20110709_0017ライブから1夜明けて9時45分ごろビジネスホテルをチェックアウト。栄駅まで歩いて名鉄で尾張瀬戸まで440円。自分は日本中の私鉄に乗っているなあ。旅情を感じた。


尾張瀬戸に着くともう皮膚をじりじりと焼くような灼熱の太陽。駅にあった観光案内でざっくり丁寧にボランティアのおじさんから市内の見どころをレクチャー。「こんな暑い日に!」って呆れられたけど、「東京から来た」ということで、よほどの焼き物好きと思われたに違いない。

20110709_0018 駅から20分ほど歩いて旅情豊かな散策路だという窯垣の小径を目指す。


暑い!日陰がほとんどなく逃げ場がない。暑すぎて誰も歩いていない。

20110709_0019 窯って山の斜面を利用して作られる


というわけで窯元の集まる場所のメインストリート


往時の面影をしのぶ・・・。

20110709_0020 瀬戸物の制作上発生した不要になった道具などで築かれた幾何学模様の垣根の道


瀬戸観光の目玉だけど暑すぎて誰とも出会わない・・・










20110709_0023 まあ、もっといい季節に、興味のある人が歩けば楽しいだろうと思います。

20110709_0025 資料館があった。窯元だった家。


暑い中やって来た我々を歓迎してくれた。上がり込んで瀬戸物の歴史のビデオを見る。


学校では教えてくれないもうひとつの日本の歴史

20110709_0027 それほど遠い昔でもないのに、なんだか日本に見えない


大人になって気がついたことだけど、歴史って決して教科書の通りに進んでいない。


とてもためになった大人の社会科見学

20110709_0030 ビデオに出てきた本業窯


東京では見れない風景だ


産業遺産だ

20110709_0031 窯というものを初めて見た。


誰もいない


静かだ


昔は薪を燃やしていた

20110709_0034 窯の内部って釉薬でガラスみたいにピッカピカになってるんだ。


大人として知っていないといけないことを多く学んだ。


それにしても暑い

20110709_0029 なんだかすごく静かでいい街だったよ。


俺には見える。


朝ドラのヒロインがこの小径を駆ける風景が


ぜひこの街を舞台にドラマを作ってほしいね

20110709_0035 ミュージアム1階の食事どころで味噌カツ丼。暑さで参っていたのでビールがおいしかった~。これほどビールをおいしいと思ったことはない。


ここで食べるとどんぶりをひとつもらえる。


結局瀬戸に来ても瀬戸物を買わなかった。瀬戸物はどこでも買えるイメージだし

20110709_0006 PS. 前日のライブの後、居酒屋で人生初の「どて飯」を食べてみた。自分がこの名古屋飯の存在を知ったのは「旧ナゴヤ球場の名物」としてだ。労働者むけのワイルドな味。人によっては苦手かもしれない。自分はまあ、なくはないかな・・・ていう。


今回の名古屋ライブで、「味噌煮込みうどん」「どて飯」「味噌カツ」「手羽先」「エビフライ」「きしめん」そして、帰りの新幹線で「ひつまぶし弁当」と名古屋フードを味わいつくした旅になった。

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