2011年6月28日火曜日

香港のYUIファンたち

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物販列で2時間ほど並んだ。いまだかつて自分はそんなことをしたことはない。会場に早く着いたおかげで香港のYUIファンがいかなるものか観察をすることができた。

驚いた。

日本と何も変わらない。ただ唯一違うところは、私設応援団的な団体がそれぞれおそろいのTシャツを作って群れていることだ。それぞれ横断幕などを作ったり、掛け声の練習をしたりしていて驚いた。日本ではなかなかこうまではできない。
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今回初めて香港へ行ったわけだが、行くまでは「香港=魔都」だと思っていた。ちょっとコワかった。

しかし、断言しよう。東京は何もかも香港に負けている。香港にくらべると新宿も六本木もみすぼらしい片田舎だ。交通インフラからなにから都市としての快適さは香港が上!好調な中国経済を金融で支える香港は好景気らしく、街に人があふれ活気に満ちている。

我々は通常の公共交通よりも格段に高いと現地人に不評の機場快線で会場入りしたので、正面の裏側からここへやって来た。九龍からけっこう遠い。
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物販を待っている間、そこかしこでYUI談義が行われている。もちろん広東語でさっぱりだが。香港の若者は一人で来ている子を見つけると話の仲間に招き入れる。「どのアルバムが好き?」「CAN'T BUY MY LOVE…。」「キャーo(^▽^)o」というような会話が目の前で行われている。

男女比は日本よりも男のほうが高いかな。男女7対3ぐらいだったかも。

自分は私設応援団のリーダー的な人に話しかけられた。カタコトの英語で。「君の来ているTシャツの写真を撮らせてくれないか?」 自分はYUIの名前が入っているけど現地の人はまず持っていないTシャツを選んで着ていったので、マニア心をくすぐったのかもしれない。

そして、他の団体の人からも「一緒に記念写真を撮ろう!」と誘われた。普段そんなことはしない性質だが、「これも国際交流か」と一緒に写真に納まった。今ごろどこかに流れているだろう。
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香港の若者にとって決して安くはないグッズがものすごい勢いで買われる様子を後ろから見ていた。「どんだけYUIが好きなんだよ!」とツッこんだら一人くるっとこっちを見た女がいた。ああ、日本人も予想していたよりとても多かった。首尾よく我々もTシャツとタオルをゲット。大人買い。

それぞれ欲しいものを手に入れると、あちこちでトレカ交換会が始まる。フリスビーで遊ぶ若者達もいた。楽しそうだ。
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香港のYUIファンたちは本当に飢えた獣のようにYUIに関することすべてを求めている。ものすごく真剣な眼差しだった。熱狂的だった。日本ももっとこうなってもいいと思うよ。みんなクールすぎるよ。

香港の女の子から、カタコトの日本語で話しかけられた。本当にみんな若いのによく勉強している。

紙を渡された。「アンコールをこうやってYUIにサプライズを!」的な企画への参加要請だ。こういうの香港のファンは好きだな。A4紙の束持ってるからなんだろうと覗き込むと、YUIの歌詞がびっしりと対訳つきで書かれていた。いやあ、頭が下がる
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残念ながら本公演では、当初の計画とはプログラム構成が変わったおかげで、その企画は実現できずちょっと可哀想な結果になってしまったが、まあこのステージには誰しもが満足だっただろう。

YUIライブはみんな早く行ってファン同志が触れ合うのも楽しいものだ。
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とにかく香港の人はそこかしこで記念撮影を始める。おそらくJTBツアーの一団を見つけてお互いに交流している場面に出くわした。

こういう横断幕を作るのもどんな気持ちで作ったんだろう。YUIは愛されている。

荷物をロッカーにあずけた。さあ、開場だ。
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香港の人たちはギリギリまでなかなか着席しなくて本当に席が埋まるのかと焦ったよ。

e.u.BANDが出てくるとどやどやとみんな席について本当に満員!そして地鳴りの大声援!自分にとって理想のYUIライブを見た。情熱が大きな結果を生むということを改めて知った。

日本でこのライブを放送して欲しいね。

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