伝説の一夜、2011年6月26日(日)
YUI LIVE 2011~Hong Kong HOTEL HOLIDAYS IN THE SUN~ 香港 亞洲國際博覽館 ASIA WORLD ARENA からへとへとになって帰ってきた。断言しよう、自分史上もっとも感動的なステージだった。
自分にとってYUIの有料ライブの30戦目となった(HOTEL HOLIDAYS IN THE SUN としては10戦目)まさかの香港。過去のどのライブよりも盛り上がっていたと断言していい。香港のオーディエンスの熱気がすばらしかった!あの歓声が忘れられない。
ここまでたどり着くのにいろいろな目にあったけど、とりあえず今日はライブについてのみ書いてみたい。
YUI友と二人での自力参戦。物販が2時開始ということで、12時30分ごろ会場入り。既に物販列は200名ほど並んでいた。やはりみんな10代~20代前半ぐらい。ファンについてはまた後日。
19時20分ごろ開場だったかな。座席についてじっと開演を待つ。ブロックBの最前列という願ったりかなったりの場所。香港のオーディエンスを観察しながら、テンション下がらない程度の距離。
自分達のすぐ左手後方にはJTBツアーの日本人達の一段がいた。
場内に流れているのはEric Clapton, Aaron Neville,Linda Ronstadt,Jennifer Warnes などの曲。これは誰の選曲なのだろうか?
恐れていたことだが、入場時になんらカメラチェックなし・・・。フツーに堂々と首にデジタル一眼さげてる香港人たちw あちこちで記念撮影大会が始まった。演奏中もこそこそせずフツーに写真撮ってる。係員がすぐそばにいるけど何も言わないw だって、みんなやってんだもん。
会場の照明が落ちて、雨とカミナリの音。ニュース原稿を読むような広東語のアナウンス。日本と同じ演出だ。現地時間20時12分ごろバンドメンバー登場。今まで聴いたことないような大歓声。1分もたたずに下手側から歩いてYUI登場。今日もカラフルなボーダー柄のロングワンピースにシャツを羽織って、髪を後ろで縛ったスタイル。さらに大歓声。「はじめての香港で大変なことになっちゃいましたあ」とAgainで香港公演スタート!Rolling starイントロでは「ほんこーん!」のシャウト It's all too much が終わると日本では経験したことのない熱気。 「タイガーホーウォーハイ ユイ」「お会いできてうれしいです」
Laugh away ではフリスビーがとぶ。自分の近くに落ちた1枚をめぐって奪い合い。次の曲はなんとIt's My Life (初!)後方スクリーンにPVが映し出される。ライブ初披露は香港の地となった。そしてメンバー紹介。今公演はカジさんが96ちゃんに替わって登板。YUIはなぜか「カジくん」と呼んでいた。e.u.BANDの面々も香港のファンにすっかりおなじみ。
そして、LIFEがきた!予想外。そして、Good-bye days 後方スクリーンには「タイヨウのうた」の名シーンを使ったあのPV!早くもうっかり泣いてしまった。冒頭から熱い香港ファンの大合唱が始まった。
アコースティックコーナー3曲。「上京するときに作った曲です」と普通に日本語でMC。電話が鳴る!今回はピンク電話とはいかない。普通の家庭用の白い電話。「とってみよう」「この中に通訳の方はいませんかー?」 最初はきょとーんだったオーディエンスも「あー、エリックさん」と正体がわかると場内がどかんどかん笑いが起こる。ここは少数派日本人には逆に意味不明。
電話を切ると、「うれしいな。ありがとう。」「次何しよっかな。曲のリクエストがあったら教えて」と日本語でMC。場内から声援がとぶが、日本で見られたあの光景。指を折りながら「あー、Kiss me 、Happy Birthday to you you、・・・」と曲名を提案。New ダーツ登場。カジくんのダーツパントマイムがすべってた・・・。5回ぐらい投げてもボールがくっつかないグダグダシーン。結局、Summer Songに決定。「真っ赤なブルーだ!」
場内アナウンス。「橋が復旧しました」 Never say dieで香港の女の子に指を指される(友人の指摘)ほどテンション上がって盛り上がる俺。 「es.car ダンスを知ってますか?」さあ、この日一番一体感が味わえる曲の時間!なぜかバイザー持参の人が多かった。香港のファンは用意周到。YUIは白(透明?)なファンからプレゼントされたというバイザーで熱唱&エスカーダンス!もう最初から場内100%の達成率。壮観だった。 I do it Tonight の後に「新曲をやります」
来た!HELLO ~Paradise Kiss~の世界初演。YUIが手拍子してみせる。香港は幸せだ。「次で最後の曲です」「ええぇ~」の後、日本で起こったことへの香港の支援に感謝します」とYUI 本編最後の曲はShake My Heartだ。 ここでも合唱に全力の香港オーディエンスの本領発揮。
アンコールは地鳴りのような足踏みとYUIコール。なにもかもすげえな香港。
to Mother の前にYUIが広東語でけっこう長いスピーチをした。すごく場内が沸いた。
Driving Happy Life で「免許をとりました。香港もドライブしたら楽しそう」と日本語で言ってたけど、香港の若者にとってドライブは現実味がないかも。香港はバスとタクシーがすごく多い印象。公共交通の運賃も日本にくらべて破格に安い。Driving Lifeは難しいかも。後方スクリーンにはおなじみ湘南を走るYUIのドライヴィング映像。
ここで、エリックなる香港のお笑い芸人?乱入。日本語通訳が登場したが、日本人にはまったくよくわからなかった。YUIは好奇心に満ちたキラキラした目で見ていたけど、自分はテンション下がった。「香港ではアンコールのときジャンプします。夜の0時までライブします」などと言っていた。「へえ」といってぴょんぴょんとジャンプしてみるYUI。そんなことしたらまた胸に視線が集まるだろ!エリックの強引なリクエストでCHE.R.RY そして、予想外のfeel my soul が!香港のファンから集められた写真をバックに熱唱。これもうっかり泣いてしまう俺。GLORIAの後、今ツアー恒例のGood-bye days 生歌。恐れていたが、隣の男はデジタル一眼でパシャパシャ音をたてやがる。さすがに途中から気がついて空気読んでやめたが。
何度も何度も手を振り完成に笑顔で答えお辞儀をするYUI なんとすばらしい爽快な達成感
いやあ、すばらしかった!カメラ野郎には参ったが、ほとんどの香港オーディエンスには強い印象を受けた。会場では日本人とわかると一緒に写真を撮ることを求められたりした。着ているTシャツの背中の写真を撮らせてくれといわれたりした。みんな丁寧で礼儀正しくフレンドリー。おそらく今後2,3年は香港でライブをすることはないだろうという事を彼らはわかっているのだろう。このライブにかける強い想いが伝わってきた。みんな本当にYUIのことをよく知っていた。日本人YUIファンとしてうれしかった。初めての海外公演が香港でよかった・・・。ありがとう 香港! 自分に残された人生をこのライブの思い出だけでも生きていける気がする・・。つづく
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