自分はこの作品を学生時代から聴いていた。映像作品なのに音だけのCDってどうなの?ってゆう疑問もあるかもしれないが。自分はまだこの作品を映像で観たことはない。たぶん今後もこの作品を見ることはないと思う。CDが手に入ったことで、すごく久しぶりに聴いてみた。500円は安い。
古代史に関心を持つと日本人の場合は古事記を読んだりして奈良や出雲に向かうが、アメリカ人の場合は旧約聖書を読んだりすることになる。ぶっちゃけ自分はこの作品で扱われていることが何なのかよくわかっていない。ただ、ライヒの音楽だけに関心がある。
インタビューの語りをそのまま切り貼りして直後に弦楽器でなぞるように音を重ねていく。なんと説明していいかわからない不思議な音楽。おそらくライヒになれていない人はひたすら退屈すると思う。このCDを手放した人もそうだったかもしれない。コーランの朗誦が始まって中東気分を味わったり、声楽が美しいアンサンブルを聞かせたり…。まあ、一度はこの作品に触れてみてもいいと思う。
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