マーラーの交響曲第5番を、いままでの人生で聴いてきた回数をここ1週間で超えた。こいつを何度もかけている。先日このCDを見つけて一回スルーしたのだが、引き返して迷った挙句購入。500円。
ベルナルト・ハイティンクがコンセルトヘボウと1970年12月にPHILIPSに残したもの。West Germany製。PHILIPSにはベルリンとのマーラーもあるしな・・・って思ったけど、1970年って時期に注目。
きっといい演奏に違いないって期待して聴いたけど、これは大正解だったわ。いろいろ調べて見ると、実はハイティンクは思ってた以上に相当すごいマーラー指揮者。コンセルトヘボウと全集を残していることを初めて知った。
Gustav Mahler Symphony No.5 CONCERTGEBOUW ORCHESTRA, AMSTERDAM Conducted by BERNARD HAITINK 1970 PHILIPS
最近、某ロック雑誌の編集長が「クラシック音楽は狂っている。ロックはもっと狂っている」というような発言をしていた。その通りだと思う。クラシック音楽は狂ってる(笑)。特にこの曲はひどい。とてつもない巨大な何かがうごめいている音楽だ。昔から名曲として有名だけど、ちょっとヘビーだと思ってあまり聴かないできた。
今回、これはすさまじい曲だと気がついた。70分以上もそんなすごいことが続くってクラシック音楽しかない。ハイティンクってそれほど個性的ではないって評価らしいけど、録音もよくて、オーケストラの技量もよくてとてもいい演奏に感じた。
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