2010年11月24日水曜日

ユジャ・ワン

Yujawang 最近になってようやく初めてユジャ・ワンのCDを聴いてみた。たぶんクラシックに関心のある人しか知らないだろう。クラオタおやじのアイドルだ。ここ10年来、ヨーロッパの音楽コンクールでは日中韓の若者ばかりが上位に来てしまい地元の人がウンザリしてしまうと聞く。自分はそもそも新しい人の演奏をほとんど聴かないし、アジア系の演奏者のCDもほとんど聴いたことがない。でも、この人の評判をよく聞いていたので今回トライ!

うひょ~。すごいねこの人。とびきりの難曲のペトルーシュカとパガニーニ変奏曲、そしてラヴェルのラ・ヴァルスという興味がつきないプログラムをスカルラッティでつなぐという新鮮な1枚。ブラームスのパガニーニ変奏曲は誰の演奏で聴いてもいい曲に聞こえないが、ペトルーシュカは工夫があって新鮮だった。1回目と2回目で弾き方を変えたりして。魅力的。ラヴェルはグールドの1枚しかもってないけど、こっちのほうが魅力的に聞こえる。

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