2026年8月28日金曜日

東野圭吾「白銀ジャック」(2008)

東野圭吾「白銀ジャック」(2008)を2010年実業之日本社文庫版で読む。

自分は東野圭吾をなんでもかんでも読むという読者じゃなかったけど、それでも7月に68歳での訃報を聞いた時は絶句した。まだまだあと15冊ぐらいは新作を書き残してくれることを疑ってなかったから。これほどの国民的人気作家を60代で死なせてしまうとか、医者が無能すぎる。

で、追悼のために8月中にこの本を選んで読んだ。友人の本棚にあったので借りて読んだ。これはすでにドラマ化されている。渡辺謙、岡田将生、広末涼子、他で。すでに自分はドラマ版を見ているのであらすじを知っている。雰囲気もわかっている。主要キャストをドラマキャストで脳内再生されてしまう。

スキー場へ現金を要求する脅迫と爆破予告。スキー場に隠された爆弾が爆発すると雪崩が起こる!?それはスキー客の命の危機。そしてスキー場経営陣にとって深刻な痛手。

このスキー場で妻をスノーボーダーとの接触事故で亡くした親子が怪しいのでは?とマークするも、犯人の正体が終盤までなかなかわからない。

で、その事件の背後には陰謀。社会派サスペンス的な作風だったかもしれない。娯楽作として手堅くテンポも良く楽しめる一冊。

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