塩野七生「ローマ人の物語 すべての道はローマに通ず」(2001)を読む。新潮文庫では27巻と28巻に相当。
この巻の前の「賢帝の時代」で「もう飽きてきたな…」と感じてしまったものの、もうゴールを目指すしかない状況でこの巻を開いたら、これまでとは装いを変えて、これまでのローマ人のインフラ整備についての講義。カラー図版ページでローマの史跡観光ガイドつき。
上巻ではローマの街道、橋、水道といったハードなインフラ。
ローマの街道を人が移動する速度は19世紀に鉄道、20世紀に自動車が登場するまでほとんど変化がなかった。それはすごい。ローマの水道橋の技術もすごい。
3世紀のローマ帝国地図「タブーラ・ペウティンゲリアーナ」(11世紀の写本が現存)の存在を今まで知らなかった。
下巻では浴場、さらに医療と教育というソフトなインフラ。
ここを読んでると古代ローマ人は現代人とあまり変わらないなと感じた。
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