角川つばさ文庫「南総里見八犬伝」(2013)を読む。滝沢馬琴の南総里見八犬伝を十代の少年少女向けに簡略化し現代風にリライトしたものだと予想。文・こぐれ京、絵・永地、キャラクター原案・久世みずき、というクレジット。
初めて読む南総里見八犬伝がこれでいいのかわからない。友人がBOで買ったものを借りて読む。
巻末で筆者がこう言っている。「滝沢馬琴のオリジナルを読んだことがある人なんてほとんどいない」と。
200年の間に多くのアレンジでリライトされているんだから、子ども向け版であっても読んだことを自慢できると。
なんとなく知ってる本を初めて読んだのだが、これはこれで十分に面白い。ページをめくる推進力があった。まるで現代のラノベのようなラブコメ要素も盛る。
てっきり安房が舞台なんだろうと思ってた。関東各地が舞台だった。里見氏という戦国武将がいたことは事実だが、その内容は創作ファンタジー。日本の水滸伝。
しかし、イラスト挿絵がこの表紙のようなマンガアニメ画。登場キャラが何歳ぐらいなのか?という情報は絵からは伝わらない。衣服と髪型で区別するしかない。

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