集英社新書1200D「戦国ブリテン アングロサクソン七王国の王たち」桜井俊彰著(2024)を読む。
イングランド王国成立以前、6世紀後半から10世紀前半までのブリテン島戦乱の時代「アングロサクソン七王国時代」に登場した8人の個性的な王を取り上げて解説する本。
自分、七王国(ヘプターキー)時代が400年も続いたことに気づいてなかった。それ、関ケ原の戦いから平成時代ぐらいある。それは長い長い戦乱の時代。
ケント王エゼルベルト、イーストアングリア王レドワルド、ノーサンブリア王エドウィン、マーシア王ペンダ、マーシア王オッファ、ウェセックス王エグバート、イーストアングリア王エドモンド、ウェセックス王アルフレッド、の8人の王たちにクローズアップ。
アングロサクソンの王たちの名前がとにかく覚えにくい。フランス語の人名が入る以前の名前に慣れてなさすぎて今もうろ覚え。
この本、学術書でなくとにかく内容が平易。岩波ジュニア新書のようにわかりやすく読者に語りかけてくる読み物スタイル。
アングロサクソン人がブリトン人を殺戮し征服し追い出していったのなら、イングランド人に占めるアングロサクソン人のDNAが100%になるはずだが、調査によって英国人口の10~40%にしかならないと判明したらしい。ということは両民族は婚姻によって融合していったらしい。
一時期イングランドを征服したデーン人の遺伝子は今日のイングランド人のDNAにほとんど痕跡を残していないことから、襲来したデーン人の数はかなり盛られていた可能性が高いらしい。
七王国の戦いの歴史がデーン人襲来で焼かれ消失したのは痛恨。日本の倭国大乱にもたぶんいろいろなドラマがあったに違いないので何も記録がないのは痛恨。

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