アイザック・アシモフ「ユニオン・クラブ綺談」(1983)を池央耿訳1989年創元推理文庫で読む。こいつは昨年秋にキャンプ先のBOで見つけて110円購入。
THE UNION CLUB MYSTERIES by Isaac Asimov 1983
アイザック・アシモフ(1920 - 1992)が雑誌に連載したショートショート30本をまとめた本。
ユニオン・クラブの談話室に毎回なんとなく集まってる3人の紳士。傍らで酒飲みながらうとうと寝てるグリズウェルド老人は、こちらの話を聴いてないようで実はしっかり聴いている。そして、グリズウェルド翁が過去に自らに持ち込まれた謎と顛末、そしてどうやって謎を解いたのかという結末。
これが、日本人にはあまり馴染みがない当時のアメリカ人しかわからない豆知識による解決。スパイ事件や殺人事件、詐欺師、そして日常系ミステリー。いやあ、どれもピンとこないw
ただし、エラリーやチェスタトンなんかと違って、アシモフは科学者なので話の筋が読んでいてわかりやすい。そこは感心した。
でもやっぱり読んだ矢先に次々と話の内容を忘れていく。オチがよくわからない話もあった。英語アナグラム暗号とか連想クイズとかに関する謎が多かった気がする。世界情勢や戦争などの話題もたびたび登場。
日本人はアメリカ人をよく知ってるようでよくわかってない。こういうショート短編を浴びるように読むことはアメリカ人理解において意味があることかもしれない。
自分はまだ「黒後家蜘蛛の会」を読んでいない。

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