2025年5月6日火曜日

映画「世界の終わりという名の雑貨店」ロケ地巡礼

2001年公開の高橋マリ子西島秀俊主演映画「世界の終わりという名の雑貨店」の印象的なロケ地へ、四半世紀を経て、令和の今になってやっと行ってみる気になった。4月中旬ごろ。

ちなみに、西島がやっていた雑貨店の入っていた雑居ビルは江東区佐賀町村林ビル
ここには遠い昔に一度行ったことがある。写真を撮ったけどフィルムだったので、実家の押し入れのどこかにある。気になる人はググって調べてほしいが現存してない。2017年に解体され現在はまったく原型をとどめていない。
さらに、原作にはまったく登場しない同級生4人組が「こんにちわ!って言ってよ!」の茶番を繰り広げた場所は戸田市にあるらしいがまだ行ってない。
今回は、雑貨店を閉じて退出する雪の日、男が少女とポストカードの風景を探す旅に出た先。映画では特に言及はないのだが、ロケ地は富士五湖の西湖周辺だ。
なにぶん古い映画で忘れられた映画。だれもロケ地に言及していない。なので自力で調べた。たぶん廃校。
もしかしたら、何かの青少年教育関連NPOが運営してて中に入れるかな?と思ってたのだが、そんなことなかった。
窓の外から内部をのぞいてみた。あそこで高橋マリ子がバレエを踊っていた場所。
バレエを踊る高橋マリ子を、壁に寄りかかって見ている西島秀俊がいた場所はあそこ。
この四半世紀の間に、壁紙が板に張り替えられていた。
映画と順番が前後するのだが、ふたりがたどり着いたトレーラーハウスのあるキャンプ場は西湖レークサイドキャンプ村。ここは2011年に廃業したようだ。なのでふたりの過ごしたトレーラーハウスも処分されその場にない。
木立の形状から撮影当時の場所を特定しようとあちこち歩き回ったのだが、まったく特定できなかった。向こう側の湖畔にある山の形状からこのあたりだと思われる。
このキャンプ場は現在別組織が別の名前で営業中。自分が友人と行った日は多くの家族連れでにぎわっていた。ここに24年前に西島秀俊と高橋マリ子と松尾スズキがやって来てロケ撮影をしたことを知ってる上で滞在してる客は我々の他にいるまい…と想いながら肉を焼いて酒を飲んだ。
さらに映画として前後するのだが、ふたりが最初にたどりついたレストランへ。
キャンプで1泊して翌日行ってみたのだが、すでに中高年ライダー2人組が開店を待っていて、よりによって西島と高橋の席に座ってしまったので同じ席に座れなかった。
内装はほとんど変化なし。
さらに次の客が2組やってきた。予想外に人気店だった。この辺りはそれほど人けがないと感じてたので意外だった。いわゆる名店なのかもしれない。

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