劇場版「咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A」(2018)を見る。これもMBSの制作でドラマ編が放送された後の劇場版公開。
続編だからてっきり浜辺美波が主演かと思って見始めたら違うのかよ。「映像研には手を出すな」で音響部の百目鬼役だった桜田ひよりが主演なのかよ。
「咲-Saki-」(2017)は浜辺美波めあてで見たのだが、自分は麻雀を何も知らないので見ていてちんぷんかんぷんだった。もうあまり覚えていないのだが、マンガとアニメのキャラに寄せていった実写版。かわいいアイドルたちの演技で萌えようという映画だった。
旧作には浅川梨奈、山田杏奈、古畑星夏、武田玲奈といった注目の若手女優という見どころもあったのだが、続編のキャストはあんまり知ってる子がいない。(浅川梨奈はでてくる)
これは見ていてキャラの区別がつかなくてつらい。アニメもドラマ編も見てないのでさらにわからない。
旧作は長野が舞台だったのだが、続編は奈良。日本各地にすごいやつらがいる!「キャプテン翼」や「ドカベン」「ちはやふる」みたいな感じ。
映画の冒頭から東京羽村市の図書館とホールがある施設が出てきておどろいた。ここ、浜辺美波主演「ピュア」でも出てきた。
浜辺美波は出てこないと思ってたら、主人公たちと廊下ですれ違う。なんとインターハイ2連覇中の白糸台高校3年宮永照というライバル校ボス役で出演してる。ひょっとして咲の姉?
こいつが狂ったように強い麻雀の怪物。メディア取材のとき以外はクールで無表情。いかにも少年ジャンプとかに出てくる最強の敵。対戦相手を見透かす賭ケグルイ。牌を切るとき光線を放出し宇宙を震わせる。
高校生の麻雀大会ってテレビ生中継されるのか?!記者会見であんなにマスコミが集まってインタビューがあってフラッシュが?!
麻雀部顧問の先生が南沢奈央。全国大会に出場した経験をもつレジェンドOB。高校教師にしてプロの雀士に勧誘されるほどの実力者?麻雀女子の競技人口とすそ野はそこまで広いのか?高校3年生にもなって麻雀打ってる場合か?
「散歩する侵略者」でもおなじみ恒松祐里も今回の主演グループ。萌え袖。
全国大会準決勝での選手入場シーンがまるで幕内力士の土俵入り。こういうところに日本の伝統芸。
浜辺の顔のアップが多い。普段は見れないそばかすが薄っすら見えるのが貴重。
浜辺がシンゴジラのごとく勝ち続ける対局の合間にそれぞれの回想シーン。そうやって尺を伸ばす。
そしてひたすらアナウンサーと解説者による実況。
なんか超能力者同士の戦いのようになってきた。先の手を読む千里眼を使うと激しく消耗?
福岡代表の女子たちの脚が異常に細いなと思ってたら、高田里穂と岡崎紗絵だ。やはり若手女優ウォッチャーにとっては見逃せない。
でも自分は麻雀用語もルールも知らないしで見てるので、恒松祐里がなぜ泣いてるのか意味が分からない。てか、母親から娘へいったい何を伝えとんねん。
さあ決勝!というところで突然エンドロール。ストーリーより各キャラの顔見世重視。こういうの、映画と言えるのかな。出演してるアイドルが好きで、かつ、麻雀の基本知識がなければきっと退屈する。
0 件のコメント:
コメントを投稿