2021年1月25日月曜日

内田理央「来世ではちゃんとします」(2020)

2020年1月期にテレ東で放送されていた、だーりおこと内田理央主演の「来世ではちゃんとします」全12話をちゃんと見た。
なにも予備知識がなく見ていたのだが、これはたぶん4コマ漫画じゃないのか?と思った。各エピソードが短いから。その通りだった。

内田理央演じるヒロイン大森桃江は社員5人の映像制作会社に勤める性依存系女子の27歳。趣味がセッ〇ス。そんな設定のヒロインのドラマをよく地上波で放送できる。
マッチングアプリで出会ったセ〇レがAからEくんまで5人いる。なので毎日誰かしら会えるし、性欲を満たせる。
仮面ライダー女優でモデルでグラビアアイドル内田理央も28歳。この役を引き受けるだーりおはチャレンジャー。
高杉梅(太田莉菜)は2次元しかダメというBL系同人誌を書く腐女子。それ以外の4人の性生活を延々と見せられるドラマ。そのほとんどが下ネタどころか猥談。普段見てるドラマではほぼ耳にしない言葉だらけ。
女子高生のころからヤリ〇ンだったヒロインは過去の苦い経験から身近の男とは関係を持たないことにしている。それは同じくヤリ〇ンだった松田健(小関裕太)も同じ。性欲が強くすぐ性的関係になるふたりなのに、お互い「こいつヤッってんだろうな」と思いつつ何もしない。
その代わり、マッチングアプリで童貞っぽい大学生を見つけて会ってホテルに行ったり、水回り修理に来た若い男とのギリギリ妄想で「濡れた…」りする。とにかく性獣。
第1話からひたすら性的にあけすけ会話だらけ。人によっては見ていて相当にキツイかもしれない。
だが内田理央がかわいいので見続けた。だーりおはananで下着姿を披露するなど痩せていてスタイルも良い。それでいて面白い。丸顔で唇ぼってりで目が離れていて眉毛が濃い女はたいてい性欲が強い。(個人的感想)
このドラマを見ると、内田理央は実生活もこうなんじゃないか?と思わないではいられない。
内田理央と太田莉菜が休憩中に屋上でアイコス吹かしてるシーンがとてもいい感じ。だーりおかっこいい。

この会社、5人だけなのだが、上司らしき人がいない。リーダーっぽい人がいる。この人はフーゾク嬢にガチ恋してる。あと、筋肉野郎は処女でないとダメというコンプレックス。このふたりの性生活もガッツリ掘り下げる。さらに、そちらの相手も実は相互につながってたりする。ひたすら性的会話。
地上波ドラマなので男の裸はあるのだが、だーりおの肌の露出はほとんどない。セクシーシーンといえば、小関裕太が朝出社してきたらそこで着替えていて下着姿のだーりおのシーンぐらい。

あと、「コスプレしてセッ〇スしたら興奮するかも」とセ〇レA(エリート証券会社)の家にバニーガール姿にコートで出向く。性への探求心がすごい。
このドラマ、前半はほぼ下ネタ猥談の連続だが、最終3話は内田と小関の淡いラブストーリーになってる。ここだけ見たら普通の恋愛ドラマに見えるかもしれない。

とにかく下品だけど、自分は楽しく見れた。全12話を1日でイッキ見した。「午前3時の無法地帯」と「婚前特急」を合わせたみたいなドラマだったかもしれない。
深夜ドラマに飯テロという鉱脈を掘り当てたテレ東。仕事に疲れて帰ってきた単身20代30代にはきっと下ネタ猥談が刺さるだろうと思いついて、それで面白いドラマをつくった。感心しかない。

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