土屋太鳳がヒロインを演じてる少女コミック原作スウィーツ映画に「兄に愛されすぎて困ってます」(2017 日本テレビ 松竹)があるので見てみる。監督は河合勇人。
海岸に面した九十九折り道をバスが行くシーンで始まる。集落すらも見えない秘境だ。どんだけ田舎高校なんだよ。
カーブごとにある高校生が制服姿でバスを待っている。まずこれが違和感。数人の高校生がいるならバス停ごとに住宅地がないといけない。
さらに、バスを自転車で全力で追いかけてる茶髪高校生やんちゃ野郎がいるのだが、バスに並走しながら車体に蹴りをいれる反社DQN行為。しかも中指を立てている。このシーンが意味が分からない。
次の瞬間、崖に転落か?と思いきや、一段下の坂にカッコよく着地。女子たちから「カッコイイ~♥」と羨望の眼差し。冒頭数分見ただけで、これはなにもかも間違った映画では?という気がしてくる。
ヒロインが複数のイケメンたちから言い寄られるダイジェスト映像。冒頭からなぜか予告編みたいな登場キャラそれぞれの主観映像。なんだこれ。これはかなり酷い映画の予感。
調べてみたらこの監督は「鈴木先生」「チアダン」「ニセコイ」「かぐや様」とどれも超絶酷すぎ映画。相当に覚悟をして見る。
可愛い妹に近寄る虫(男たち)を追い払おうとするカッコイイDQN兄(片寄涼太)を見て笑おうという映画か?こいつは少年院に入れるべきサイコパス。
登場人物たちが全員バカ。人間としてリアリティを感じさせない。セリフが超絶寒い。たぶん脚本が酷い。ひょっとすると原作も酷い?
この土屋太鳳ですらも可愛くないw この子は演技がとても上手い子のはずだがすべて帳消しにするウザ演出とウザ脚本。浴衣姿は可愛いのだが、それぞれの男と巡回デートという酷いシーン。
その友人大野いとがスカーフを常に頬っ被り。なんの風習だ?どこの少数民族だ?
しかもその説明がない。授業中の教室でキャップかぶってる女もいる。その不自然さを何も説明しない。なにか演出上の効果があるのか?
NON STYLE井上が生徒に平然と愛をささやくキャラとか見て笑おうってゆう。何もかもが唐突で出オチのみ。これは映画と言えるの?
血のつながらない兄と妹を同じ家で放置しておく保護者なんなの。女子高生なのに医者セレブ(千葉雄大)のスポーツカーデート&わいせつ行為(条例違反)って何なの。
スウィーツ映画だとしてもとくにダメな映画。今までみたどの土屋太鳳主演作の中でもワースト。ひたすら気持ち悪いし違和感だらけ。作り手に何も熱意と志を感じない。
演じてる俳優たちもそのスベリっぷりと寒さを感じてたはず。中高生女子ならこういうのでダマせるのか?子供向けコンテンツみたい。大人は見てはいけない。
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