夜になるとなぜか化け物に変身してしまう男子(たぶん中学生)と、教室内で浮いてる矢野の、夜の教室での交流。
日中は中学生として教室でお勉強してるのだが、教室内でイジメ(それほど陰湿でもハードでもない)のようなものはある。
ファンタジー設定でありながら、クラス内の微妙でリアルな緊張感のようなものがこの小説のメイン。
正直どうでもよかったw 自分はもう中学生たちの狭い世界を描いた中高生向けの本を読んで楽しめなくなってる。
そもそも男子がなんで化け物である必要がある?ま、心の中の醜さのようなものと連動してるんだろうけど。
文体がわかりづらい。言文一致体で今の子どもたちの会話を読むのもキツイ。このヒロインが独特な句読点で話すという設定に困惑。正直、二葉亭四迷のほうがはるかに読みやすい。
自分、この著者が「君の膵臓を食べたい」を書いた人だと知ってこの本を手に取ったのだが、期待してたものと違ってた。自分としては読まなくてもよかった。さっさと読み飛ばした。正直、時間のムダだった。
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