2020年11月30日月曜日

森川葵「ドロメ」(2016)

森川葵が2016年に「ドロメ」というホラー映画に出演しているので見る。女子篇男子篇とに分かれている。それぞれからの視点で描かれてるらしい。まず女子篇から見る。
この映画、ロケ地が沼津市の旧静浦中だ。

顧問の先生に連れられて、翌年に統廃合される男子高校へ、演劇部の女子たちが合宿でやってくる。みんなはしゃいでるけど森川は暗い。
途中に行方不明尋ね人の張り紙、そして泥まみれ首なし観音の祠。

男子生徒たちが出迎えるのだが、小関裕太を見て森川は戸惑う。何か以前にふたりには関係が?(森川は中学時代に告白してフラれたらしい)

教室内の壁には不気味なシミを発見。
参加OB岡山天音が巨乳女子生徒の胸や尻をこっそり撮影してたりする。
森川らは目隠しして演技レッスン。そこにいる何か気配を感じる。
小関に気を取られレッスンに集中しない森川は相手校の顧問(東根作寿英)から強く叱責され過呼吸になる。

森川は室内の張り紙に行方不明女性の張り紙と同じ顔を見つける。3か月前から女性教師が行方不明らしい。そしてこの村の言い伝えを知らされる。村には泥の化け物ドロメが現れる?
夜中に起きた森川は異様な化け物を目撃。壁のシミが人の顔になってる。そして翌朝扉に泥の手形を発見。泥のバケモノが襲ってくるのだが、襲われたほうもゾンビ化?

だが、何がしたいのか一向に見えてこないテンポの悪い映画。怖いことが小出しでしか出てこない。だんだん困惑。

森川が投げたハサミが間違って少女の手を貫通するとか意味不明に意表をつく。なんだこれ?メチャクチャになってきた。こういうの、作ってる側のほうが楽しんでないか?

ブチギレて金属バットで逆襲する森川のシーンは爽快。バケモノの造形も良い。なんか高校生たちが悪ふざけで作った文化祭映画みたい。
で、つづけて男子篇も見る。今度は同じ時間を男子目線でなぞる。男子たちのほうがバカ。
ストーリーがわかった状態で見るとストレスを感じずに見れる。そして、女子篇の伏線も回収。実はこんなことが起こってたのか…と驚きながら見れる。

小関裕太は霊が見える設定なのでこちらのほうがホラーっぽい。だがやっぱり既に見た同じシーンは飽きるし、結末を知って見ると退屈。

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