2021年1月12日火曜日

堀北真希「ボルドーワイン紀行」(2015)

堀北真希がフランスのボルドーを旅した「素顔トラベラー 堀北真希 フランス編 ボルドー ワイン紀行」(BSプレミアム 2015年11月21日放送)を2020年秋ごろになってやっと見た。

もう真希への恋はとっくに終わっていたのだが、新型コロナ感染拡大の非常事態下「野ブタをプロデュース」(見てないけど)再放送をやっていて、こいつをまだ見ていなかったことを思い出した。堀北真希のカワイさを思い出した。

ちなみにこの番組のBGMが岩井俊二「花とアリス」「花とアリス殺人事件」からだった。
この旅の時点で堀北真希27歳。フランスのボルドー地方のシャトーを訪ねる旅。この年代の女子にはフランス旅行ロケとか楽しくてしかたないに違いない。ちなみに、堀北が初めて海外を一人旅したのは21歳だったという。

フランス人たちはみんな堀北に興味津々。見たところ英語もフランス語もそれほどできると思えないのだが、可愛らしい堀北にはみんな笑顔w
ボルドーの各シャトー(ワイナリー)のブドウ畑で貴腐葡萄の実を季節労働者たちと一緒に収穫を手伝う。白いカビに覆われて水分がとんだブドウの実をそのまま口に入れる。糖分が凝縮された甘み。収穫に適した熟れ具合の葡萄を探すのは一苦労。
で、取材に協力してくれたシャトーのオーナーに招かれワインをふるまわれるのだが、飲んで感想を言わないといけない。日本の若手女優が本場ボルドーのシャトーオーナーにワインの感想を言わないといけないとか恐怖でしかないw 自分ならぜったいに嫌。そもそも高いワインなんて飲んだこともない。

この旅でボルドーを流れるガロンヌ河両岸の地質、泥炭と石灰、砂利、それぞれの土壌がぶどうに与える風味の違いなどもお勉強。
ボルドーのワインスクールでワインの色、香り、味の違いも学ぶ。
ワインスクールで隣になった人と一緒に街で昼食。日本の人気女優ということで興味津々で質問してくるのだが、堀北の「I'm married」には驚いた様子。自分も驚くのだから。この番組放送時にすでに堀北真希は某俳優と結婚してた。喪失の哀しみ。
1級シャトーのシャトー・オー・ブリオンを訪問。そこのすべてのワインを飲んで感想を言わないといけない。それも困る状況だ。
さらに別のシャトーではメルロー種をつまんで食べてみてからそこで作られたワイン。これだけワインを飲めばもう十分にワイン通に違いない。
ここのオーナー女性がやたら日本の食材に詳しいし日本語も知ってた。日本から女優がやってくるというので事前に堀北真希のことを調査。1976年のビンテージワインをプレゼントされたのだが、なんと堀北の旦那の生まれ年ワインということで照れる。堀北「ぜんぜんピンとこなかったw」どうか旦那のことなんかそれほど好きでいないでくれ。
ボルドーの街をレンタサイクルで見て回る真希。自分、レンタサイクルの使い方が分からない。この数年間まったく自転車に乗っていない。
市場へ行っていろいろ食べたり飲んだり買い物したりする真希。チーズや塩、ワインオープナーなどを購入。
樽熟成についても学ぶ真希。
サンテミリオン地区のシャトーの若手オーナーたちの集まりに行ってまたワイン。
このサークルでも日本のかわいらしい女優にみんな興味津々。飲む様子を見つめられる。
Vioワインを生産する家族経営のシャトーも訪問。祖父、父、息子、3代でワインを生産。フランスではシャトーのオーナーは子どものうちからワインの味を覚えるよう育てられるらしい。
家族のバーベキューに招待。ワインの感想を求められた真希はつい「スモーキー」と答えるものの、「それはバーベキューの匂いだよ」と突っ込まれる。
ボルドーの神髄はアッサンブラージュ。種類の違う葡萄を混ぜ合わせ味わう。えっ、「樽熟成なし」「ハンガリー樽」「アメリカ樽」「フランス樽」という樽の違いもあんの?!
そして真希はこの年のサンテミリオンワイン騎士団によってワイン文化発展に貢献したとして騎士に任命されていた。堀北真希はワインの騎士だったのだ。

そしてその夜はこの番組に出て来たシャトーのオーナーたちが街のレストランに勢ぞろい。交流を深める。日本の女優堀北真希の生まれ年1988年ワインを真希にプレゼント。

これから堀北真希の日本での知名度を生かしてボルドーワインの普及と発展に尽くしてもらうはずだった。なのにこの放送の1年後に出産を経て、その3か月後に女優と芸能界を引退してしまうとか何なの?困惑。

PS. 現在の堀北真希は32歳。昨年、長年堀北真希の妹では?と噂のあった原奈々美(NANAMI)がテレビで語っていたところによれば、姉堀北真希はもう芸能界に帰ってくるというつもりはないんだそうだ。悲しい。

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