2021年2月4日木曜日

福原遥「ふたりモノローグ」(2017)

福原遥の主演ドラマに「ふたりモノローグ」という2017年配信ドラマがあるので見てみる。
2018年1月-2月にはTOKYO MXで全6話を放送。つまりほとんど見られていないドラマ。

気弱なヒロインひなた(福原遥)は高2になって3か月が過ぎたころ、突然同じ教室の隣の席の女子が、小学生のころ一生の親友を誓い合ったみかげ(柳美稀)だったことに気づく。
その後疎遠になり、見た目がヤンキー不良ギャルだったために、なるべく目を合わせずにいた。心の声でこの女にビビリまくる。この役の福原がほぼ「コーヒー&バニラ」のヒロインのように常に怯えて泣きそうな顔。こういう女の子に男子は弱い。
そのいっぽうでみかげは実はひなたのことが好き。ひたすら話しかけられるのを待っていた。普段はクールを装いつつ狂おしいほどに熱い視線でひなたを見ている。だが、ドラマ前半はふたりの会話はほとんどない。誤解とすれ違い。

ドラマではそのへんを何も描いていないのだが、みかげはおそらくレズビアン。このドラマには男子生徒の存在感がほとんどない。

みかげを演じた柳美稀は男子ウケ要素がほぼゼロではないかと思う。この子は「賭ケグルイ」で生徒会メンバー生志摩妄を演じていたモデル女優。
このドラマが男女どちらに向けられたものかわからないが、金髪長身柳美稀の必死な同性愛感がナマナマしい。そこがリアルでいいのかもしれない。

真面目な女の子にとって、金髪でクールなギャルは恐怖を感じる存在らしい。そういえば初期「乃木坂ってどこ?」においても、設楽提案のヤンキーに会いにいく企画を乃木メンたちは全力で拒否してたw
オープニング主題歌は山本彩「Let's go crazy」。山本は第3話でワンシーンのみ体育教師役で出演。スタイルがいい。Tシャツショートパンツ姿の女の子は後ろ姿も美しい。

エンディング主題歌はたぶん主演の二人が唄ってる。ひなた&みかげ「ふたりモノロック」という曲がテキトーなギターウルフ感がする。

このヒロインふたりがかみあわない初々しい心の中のひとりごと(モノローグ)を延々と続ける。そしてやがて心が通い合う…という感動作w 
柳の必死の変顔は「女子高生の無駄づかい」も連想。ふたりの心が通じていくさまは「新米姉妹のふたりごはん」というドラマも連想した。

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