葵わかな主演作に「青夏 AO-NATSU きみに恋した30日」(2018 東北新社、松竹)という映画があるので見てみる。監督は古澤健。
東京のJKが夏休みに弟を連れて祖母の家に行き、そこで男の子と出会うという青春LOVEストーリー。誰もが夏にこんな恋に出会いたいという映画。マンガの原作があるようだ。
主に南伊勢町で撮影されたようだ。だが、若者たちがみんな標準語。あと、ポスターのビジュアルのセンスがコレジャナイ感がする。
このJKわかなが不慣れな田舎道を自転車で走ってるだけでがけ下に落ちるなどダメっぷりを発揮。
そこを酒屋の息子佐野勇斗に助けられ恋心。こいつは「3D彼女」でO脚オタク野郎を演じてた男だ。
この田舎がパキッと明るい色合い。地元の高校生たちからも歓迎され、橋の上から川に飛び込む度胸試しも。
男の幼なじみ古畑星夏が胸の谷間を見せつけながら現れる。なんて露出度の高い普段着なんだ。この女は佐野の婚約者?焦るヒロインは早くも告る。しかし、田舎でするべきことがたくさんあるし東京へは行けないしで断られる。
東京から高校の友だちもやってくる。親友久間田琳加がわかなを好きだという男も連れてきてしまう。それは困った状況だ。佐野とわかなの間にさざ波がたつ。
佐野は断ったのにわかなが気になり始めてる。男と川で泳ぐ勝負。東京から来たアホ男が割ったガラス器のかけらで足を切ってしまい同着に。このシーンでわかなをめぐって二人の男がスクラッチで争ってることを表現。
結局わかなと佐野は夏休みいっぱい田舎滞在で恋をお楽しみ。
村祭りのロックコンサートの盛り上がり方が理想的すぎ。
別れも告げずに東京へ戻るわかなをバイクで追いかけるシーンは「WOOD JOB!」も連想。
田舎の男女、東京の男女のたすき掛け四角関係。16~20歳の男女がつらい恋。
しかし男には東京でデザインを勉強する夢がある。ふたりは東京で奇跡の出会い。若者には夢があってよい。そんな爽やか青春映画。
主題歌は Mrs. GREEN APPLE「青と夏」。
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