2019年11月15日金曜日

黒島結菜「呪怨 終わりの始まり」(2014)

「呪怨 終わりの始まり」(2014 ショウゲート)という映画に黒島結菜が出ているので見る。主演は佐々木希らしい。
呪怨といえば清水崇監督なのだがこの「終わりの始まり」は別の人による監督脚本作品。
ちなみに、自分は呪怨シリーズをひとつも見たことがないw

これ、以前に地上波で放送されたことがあって、早送りで黒島出演シーンだけ見たことあるのだが、今回すべて見通した。

冒頭いきなり児童相談所職員と警察官が、児童虐待の通報のあった一軒家で死後数日経った児童の死体を発見する場面からスタート。ビデオカメラ回してる側もビビッて腰抜かす。

そして佐々木希が急に担任が辞めたという小学校の学級を担任。これからの希望に満ちた美人先生。クラスにもう7日間休んでる児童がいる。
そして肝試し女子高生4人組が空き家に潜入。
トリンドル玲奈って最近ぜんぜん見ないけど女優とかやってんのかな。で、白い粉をまぶした男の子が現れてビビる。正直これはぜんぜん怖くないw 

だが、佐々木希先生が出会うローコントラストでぼんやりとしか見えない佐伯母が一番怖い。狂ったようなまなざしでこっちを見ているシーンが一番ビビったw 
ああ、こいつが伽椰子というキャラクターか。初めて見た。こいつは貞子に匹敵するわ。

で、清楚にしてミニスカの黒島結菜。髪型と制服が個性的。
バスケ中に悪寒を感じ保健室のベッドに駆け込む。ベッドの中から画用紙を発見して投げつけるのだが、「なんなんだよこれっ?!」って言う言い方が面白いw
あと、佐々木希先生は佐伯君の母親がおかしいとオバサン教頭に報告するのだが、こいつが超絶無能で何もしないw 保護者の顔色をうかがうことだけが関心事。理不尽コント。オマエが担任をやれ!

日本は四谷怪談みたいに人を殺した悪人がビビらされるのが伝統だが、90年代日本ホラーはたまたまそこに来た無関係な人が呪われる。

ああ、そういう時系列なのか。その家に行っただけで呪われる。それだけじゃなく調べただけでも呪われるのかよ。唯一の防御法は関心を持たないこと。理不尽。

佐々木希、シャワーあびてるだけでなぜにそんなに気持ちよさそうなんだ。この先生がすごく行動力と勇気がある。なぜにそんなにぐんぐんと真相に迫っていけるんだ?

91分という時間がちょうどいい。とにかく最後までひたすら理不尽。
結局この社会で一番怖いのはちょっと頭のおかしい人間。登戸カリタス事件や京アニ事件が一番怖い。

音楽を担当したのは上野耕路。この人ってゲルニカ?!
主題歌は鬼束ちひろ「祈りが言葉に変わる頃」。何なん?この曲w

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