2019年9月15日日曜日

池間夏海「ひなたの佐和ちゃん、波に乗る!」(2019)

宮崎発地域ドラマ「ひなたの佐和ちゃん、波に乗る!」という単発1時間ドラマが9月11日にBSプレミアムで放送された。池間夏海(17)初主演ドラマということでチェック。
宮崎県日向市細島という港を舞台にした進路に悩む高校3年生ヒロインの家族と若者の夢がテーマのドラマ。
これがもう、パイロット版朝ドラのような雰囲気の始まり方。
家族を大切にする働き者で明るいヒロイン、漁師から売り物にならない鯛なんかを晩御飯(さしみ)用にもらったりもする。
この子は高校で軽音楽部。ブルーハーツのコピーとかしてる。
両親は幼少時に離婚。母親一人に育てられる。しっかりものの娘は学校が終わると母の小料理屋を手伝う。みんな集まって酔うと地元小学校校歌を歌い出すような集落。

母親が田中麗奈。田中麗奈と言えば、この夏、39歳にして第一子を妊娠して話題になり久しぶりに名前を聞いた。なんと、ついに高校3年生の娘がいる母親役をやってたことも驚き。
父親が玉山鉄二。関西からの流れ者でサーフィンばかりやってて働かないので離婚。なので娘はサーフィンを憎む。だらしのない父親を憎む。

高3娘と中3息子がいるのに食堂バイトから焼きそば移動販売車の商売を始める。これでこどもの学費が払えるのか?
この感じを見るといちおう家族の絆はまだある。プロテスト受かったら「よりを戻すわ」というサーファー父親に「キモっ!」と強めのつっこみ。

父親が機能してない家庭では娘が母親代わり。弟のために晩御飯をつくり、高校へ行かないと言い出した弟に激怒。
地域にちょっと気になるサーフィン少年がいる。弟が高校へ行かずサーフィンばかりやり始めたのは、漁師の息子でサーフィンばかりやってるアイツのせいだ。弟をサーフィンという悪の道に引き込むな!
この少年も漁師になるのか?地域を出てプロサーファーを目指すのか?で悩んでる。
弟が高校へ行かないと言い出したことを父に相談するも、父「アイツ、根性あるわ~。俺でも高校中退なのに」ダメだこりゃ。

結果、池間夏海がずっと怖い顔してる。自分だって進路に悩んでる。歌うことが好きだけど、まあ、警察官でも受けようかな…。
夢もあるけど、地元で公務員でも目指すしかないよなあ…、ため息。

都会の大学に進学する学力も資力もない環境の子供たち。そりゃあ、不安だし、こういう冴えない顔になる。地方と田舎を舞台にした高校生ドラマだと必ずこうなる。
サーフィンを憎む娘に父は「やってみてから云え!」じゃあ、ちょっと試しにやってみようか。「似合おうとるやん」にまんざらでもない娘。
初めはぜんぜん立てなかったヒロインがついにサーフボードに立つ!波に乗る!
初めてヒロインの良い笑顔を見れた。池間夏海は武田玲奈にそっくり。体型は普通の子だけど。

夢に1回すら挑戦させてもらえない若者とか悲劇でしかない。何のために生れてきたのか?
親も地域社会で死んだような目の子供たちと若者を見たくないだろ。なんとかみんなで若者を応援しろ。そんなドラマ。

地縁血縁のある地域コミュニティはまだいい。だが、東京のような流浪の貧民たちはどうすれば?東京はオリンピックなんかやって若者に酷い社会をごまかしてる余裕なんてない。
アタシ、歌う!このシーンが普通に「リンダリンダ~♪」とか歌うのかと思いきや、ロックアレンジの小学校校歌という、微妙な選曲でちょっとテンション下がったw
池間夏海は昨年CM美少女として話題になって、今回ようやくBS単発ドラマで初主演。今後、池間が広瀬すず、永野芽郁、土屋太鳳クラスの若手女優へ成長していくかどうかはまだ未知数。

しかし、このドラマを見ると、業界の偉い人から気に入られて感じはする。人気者になっていけるかどうか、今年が勝負。

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