2019年4月4日木曜日

黒島結菜 / SPECサーガ完結篇「SICK'S 恕乃抄」(2018)

昨年春から夏にかけて「SICK'S 〜内閣情報調査室特務事項専従係事件簿〜」というドラマのネット配信が始まっていた。

その最初のシリーズ「SPECサーガ完結篇 SICK'S 恕乃抄」がTBSで3月18日から22日まで、特別濃縮版として5日連続で地上波初放送された。黒島結菜めあてで見た。何も予備知識がない。

TBS、日経新聞、テレ東、WOWOW、電通、博報堂が出資するインターネットテレビサービスParaviのドラマ。
地上波、BS、CS、インターネット、動画サイト、サブスク、ツタヤ、もう世の中に映像作品があふれかえっていて何を見ればよいのやらわからない。よほど好きな女優でも出てないかぎり、あえてネットドラマを見る理由がない。

開始数分見ただけで堤幸彦だと気がついた。要するに、面白可笑しく軽妙でユルくズレた会話と演出で笑おうってゆう。
ぶっちゃけ自分は堤カントクのこの手の作品で笑えたことはない。大好きだったTRICKですらガマンして見た感じ。ケイゾクもSPECも見たことない。
黒島結菜の出演シーンがほんのすこししかない!たまにだるまを持って登場し時間を止める。高みの見物。

このドラマ、公安の刑事が特殊能力者と戦う。そこに日本国政府と某アジアの超大国も入ってくる。
レーガン大統領時代のアメリカはソ連を「悪の帝国」と呼んで冷戦をアメリカの勝利のまま終わらせた。ソ連を悪として描いた映画やドラマが多くつくられた。
日本もようやく某アジアの超大国を「悪の帝国」として描くドラマの制作を始めたようだ。公安の刑事を拉致監禁したり、特殊能力者のクローンを作ろうとしたり、裏切り者を抹殺したり。
第一話はわくわくして見れた。だが、第二話以降はもう飽きた。意味がわからないしまるで内容がない。小ネタや脇役登場人物がうるさすぎ。こういうの、堤監督はどうやって演出してるんだろう?想像しただけで寒い。役者たちもよく抗うことも無く従うと思う。

最後までかろうじて見れた唯一の理由が木村文乃がかわいかったからw ハーバード卒眼帯黒づくめ刑事。こいつ自身も特殊能力者。まるで「どろろ」のような化け物。
木村、声がかわいい。人妻とか考えたくもない。木村が出ているからといってあえて見たくはない。

新川優愛が総理補佐官?として出演してるけど、ほんの少しすぎた。怒りしかない。
あと、「このおばさん誰?」って人がたくさん出てくる。若村麻由美さんだったw まったくなんちゅう格好させるん?
「恕乃抄」に続いて「覇乃抄」が配信されるそうだが、自分はもういいと思った。この黒島はあんまりかわいく見えない。

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